iPhoneにうっすら何か映ってる…

日常的に使っているiPhoneやiPadですが、
気が付かない内に破損や劣化をしてしまっているケースがあります。
特に使用する際に摩耗される充電口の故障や破損は勿論、落下等の外傷が無くても劣化していくのがバッテリーや画面パネルです。
バッテリーが劣化するのは充電を繰り返して使っていくので劣化していくのは納得できても、外傷がないのに液晶が劣化していくのはあまり納得が出来ませんよね。
今回は、液晶が劣化や破損していた時の、劣化の原因、劣化の度合いの確認方法、液晶の劣化しやすい使い方、劣化していた時の対処法をお教えいたします！
 
 

 
 
 

液晶の劣化の症状

iPhoneを使っていて、何か映りこんでる…
そういった時が起こる事があります。
この何かがうっすら映りこんでいる現象の症状を　液晶焼け　と言います！
液晶の劣化の症状の一つとしてあり。
画面の四隅が薄黄色や薄茶色に変色したり、常時表示されている箇所の模様の焼け付きが起こります。
特にバッテリー量や時間などの部分や下のホームバーが焼け付くことが多いです。
この症状は一度出はじめると徐々に濃くなっていくだけで、消える事はありません。
液晶が劣化していく原因として、画面パネルが有機EL（OLED）という素材が一つの原因となっています。
有機ELパネルは映像が美しく、黒が綺麗に発色され動きも鮮明ではありますが、欠点として消費電力が液晶より少し多い事と液晶への焼き付きが起こりやすい事があります。
テレビでもプラズマTVや有機ELのパネルは焼け付きが酷く白い画面になると時刻や映像の一部が残ったりという事がありました。
（10年ほど前にプラズマTVでネトゲをしていましたが、HP/SPやキャラ名が画面に焼け付いてしまいTVを買い替えたことがあります…）
 
 

液晶の劣化しやすい使い方

ずばり、長時間の使用・画面ロックの有無です。
焼け付く原因として、常に表示されている箇所や長時間表示されている箇所が残ってしまいます。
特に長時間使用するゲームや、待機画面のアプリ、時間などが点きっぱなしになっていると焼け付くのが早まります。
（プラズマTVへの焼き付きが出来た時は、プレイ時間が500時間、約200日プレイを超えたあたりで気が付きました）
 
 

劣化の度合いの確認方法

一番手軽に確認する方法は、背景が白い画面を映し出す事です。
まずは設定から、画面→ホワイトモードにします。
コントロールパネルから、画面が横向きにできるようにします。
コントロールパネルの鍵のアプリマークが、白で赤い丸が付いている箇所を推すとグレー表示になりますので、グレー表示のアイコンの時にiPhoneやiPadを横にします。
すると、上の写真の様に横の表示に切り替わります。

iPhoneX以降の機種についている下の黒いバーが、横表示にすると移動してくれます。
すると…液晶焼けしている箇所が白くうっすら出ているのが見えますか…？
この画像の端末は、去年の2月から使用している個人のiPhoneXsです。
1年と4カ月で最早うっすらと焼け付いてしまったのです…
 
 
 

劣化していた時の対処法

液晶が焼け付いて劣化してしまっても、すぐに何か症状が出る訳ではありません。
ですが、白画面や映画などの映像で写り込んでしまう為、使用の際にとても邪魔になります。
また、このまま放置していると徐々に悪化していき、焼け付いた部分が何のアプリかわかるほどはっきりと焼け付いたり、全体がピンクや茶色に変色していきます。
（ホームバーの部分は消せないので焼け付く確率は非常に高いです）
そうなる前に先に対処しておきましょう！
①画面ロックの時間は最短にしておく
②同じ画面が続かない様にスクリーンセイバーアプリを使用する
③ゲームの際はホームバーを消しておく（ただし一つのアプリしか使用できなくなる為意外と不便）
年数が経過すれば徐々に出てくるとは言え、これらに気を付けていれば液晶焼けは付きにくくなります。
 

 

もくじ

一度出始めてしまうと消すことが出来ず、液晶焼け自体は画面交換でしか直す事は出来ません。
症状は徐々に悪化していく液晶焼けです。
最終的に液晶自体が破損してしまい、タッチが効かなくなったり、映らなくなったりといった症状が出ます。
タッチが効かなくなったり、画面が点かなくなった場合は液晶焼けがあったかどうかの一言が故障修理の際の原因解明への近道になるかと思われます。