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夏の時期、iPhoneを車内で放置すると…

川越店 2021-05-28 2021-05-28 川越店店長 奥田かなこ
夏の時期、iPhoneを車内で放置すると…
梅雨ももうすぐとなり、夏はもう目の前。
この時期、結構iPhoneが壊れてしまうことが多いのです。
 
というのも…
夏の時期はイベントごとが多いので
海やプールでの水没、浴衣を着ていてスマホを入れるところがなくて落としてしまったり、
すぐ戻るから、といってスマホを直射日光に当てたままどこかへ行ってしまったり…
運が良ければ無事ですが、運が悪ければ壊れます。スマホなんてのはそんなものなのです。
 
今回はその直射日光に関連することで細かく書いて行こうと思います。
 
iPhoneは熱に弱い。

 
スマホ全般に言えることなのですが、精密機器は基本、熱にとても弱いです。
パソコンだって冷却ファンなどが故障してしまえば動かなくなりますし
スマホは特にそれが顕著に出ますね。冷却装置なんてものはついていませんし…。
 
スマホの基板についているチップなどは、殆どが「はんだ付け」されています。
ということは、あまりにも高温になってしまった場合、キッチリはんだ付けされていたものも
緩んでしまう、または取れてしまう可能性があります。
そうなったら基板の修理になるので、とても高額になります。熱には要注意ですよ。
 
そして夏の時期は、基板が熱くなりやすいです。
前述したように、iPhoneには冷却ファンなどの冷却装置がついていません。
なので、使えば使っただけ熱を持ちますし、冬場はそれが気になりにくいというだけです。
 
iPhoneは構造上、基板の横にバッテリーがあります。

バッテリー、彼も実は熱にめちゃめちゃ弱いんです。
ずーっと基板が熱い状態で使用を続けると、バッテリーが冬のときより速く劣化していきます。
その結果、夏にバッテリー交換依頼がとても増えてしまうのです。
 
車のダッシュボードに置きっぱなしが危険

 

当店へお持込み頂く際に、細かい状態をお伺いすることがあります。
そして夏に多いのが、「何もしていないのに電源が点かなくなった」。
いろんな状況があるとは思いますが、結構多いのが「ダッシュボードにiPhoneを置きっぱなしにした」。
確かに使用者は「操作しようしたら何もしていないのに電源が点かなくなった」という状況。
ですが、iPhoneからしたら「高温の場所に長時間放置されてしまった」という状況になります。
高温の場所に放置されてしまうと…前述の通りですね。
 
適正温度は??

 

補足として、なるべく日陰に。直射日光はNG!
 
iPhoneの適正温度は0度~35度の間。その間なら最もよく動くそうです。
バッテリーの適正温度も上記と同じなのですが、一番いいのは16度~25度だそう。
できればiPhoneにもバッテリーにも良い上記の温度を保って使用していきたいですね。
 
 

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