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iPhoneのストレージ不足警告はとても危険!!

川越店 2023-05-02 2023-05-02 川越店店長 奥田かなこ
iPhoneのストレージ不足警告はとても危険!!

iPhoneの本体ストレージいっぱい…



iPhoneのストレージがいっぱいのまま使用していると、
iPhoneには危険もいっぱい!
 


iPhoneのストレージは2種類ある



iPhoneのストレージ(データー保存箇所)は2種類あります。



1つは本体内部のストレージ




1つはICloudのストレージ



アプリや写真、動画などは一度iPhoneの本体ストレージに保存されます。

その後バックアップとしてICloudに保存する事になります。





iCloudにはオートバックアップという機能があり、オートバックアップの設定をし、WiFiと充電ケーブルが繋がっている時に自動で保存してくれます。


ですが、ICloudは月額の契約をしていない状態では無料枠5GB しか使用が出来ません。

その為、オートバックアップの設定をしていても月額契約が未加入だと5GB 分しかバックアップしてくれませんのでご注意ください。






本体ストレージは後から増やせない



iPhoneの本体ストレージ量が少なければそれ以上のアプリのダウンロードや写真等の保存は出来ません。

ICloud自体がバックアップ保存用の用途な為、本体容量が少ないとICloudの容量を増やしても意味がありません。


本体容量は端末を購入する時に選択する為、後から増やすという事が出来ません


例えばiPhoneの64GBの端末を購入したあと、前に使っていたiPhone128GBのデーターを全て移すという事は出来ませんし、

使用していって64GB全部使用してしまって警告が出てもあとから追加する事は出来ず何かを消さないといけません。





 開けておく容量目安
常時最低でも本体ストレージ量の1~2割を開けて置くのが基本です。

本体ストレージが64GBであれば、6.4GB

本体ストレージが128GBであれば、12.8GB

本体ストレージが256GBであれば、25.6GB

本体ストレージが512GBであれば、51.2GB

本体ストレージが1TBであれば、100GB

本体ストレージが2TBであれば、200GB





本体ストレージがいっぱいの危険




本体ストレージが一杯になると「いっぱいなので何か消してね!」と警告が出ます。

その場で何かを消して対処するという事でも使用は出来ますが、そのまま使用していくと端末の使用が出来なくなる可能性があります。

それは、ストレージ不足での端末のリンゴループやリカバリーモード、起動不可といった症状です。

そうなってしまうと端末内データーの全初期化か、端末の買い替え(全データーロスト)になってしまいます。

稀にそういった修理に対応している修理店もありますが、CPUが破損となるとデーター復旧は絶対に出来ませんので全ロストになってしまいます。


ストレージ不足の時のIOSアップデート



iPhoneのIOSシステムデーターのアップデートは基本的に何も設定を変更していない限り、自動アップデートONの設定になっています。


自動アップデートの開始条件として、

Wifiが繋がっている

充電ケーブルが繋がっている

日常使用していない長めの時間のタイミング

この条件に当てはまると自動でアップデートしてくれます。


iPhoneさんはちょっとおバカさんなので、自動アップデートONで条件が満たすとアップデートに必要な容量が本体ストレージに足りなくてもアップデートを始めてしまいます…ほんとおバカさん…


その為、本体ストレージ量が足りないままで使用している時に、

Wifiが繋がっている、充電ケーブルが繋がっている、日常使用していない長めの時間のタイミング=寝ている時間にIOSのアップデート開始

途中までは進むがストレージ量不足で中途半端までしかアップデートが出来ず、起きてiPhoneを見たらリンゴループやリカバリーモード、起動不良になっていた…といった症状が起きてしまうのです。





手遅れ…



現段階でリンゴループやリカバリーモード、起動が出来ない状態になっている場合、appleやAppleの公式修理代理店はデーターに関して対応していない為、相談してもどうにもできません。

本体交換か機種変更を勧められるだけです。



その場合取れる手段としては、

データーを諦める

①データーを諦めて、修理店で初期化してもらう

   →データーは消えるが端末は使用できる

②データーを諦めて、端末の本体交換や機種変更をする

   →まっさらな端末でデーター0から使用


データーを諦めたくない

①ストレージ不足でのリンゴループやリカバリーモード、起動不可の修理を対応している修理店で修理相談をする

   →ストレージ不足だけの原因であれば復旧できる可能性高


データーを諦めたくない場合は、修理店に相談して復旧作業をしてもらうしかありません。




まとめ



容量不足の警告が出た時に、その場しのぎで少し消して使用継続する事の危険性はわかっていただけたと思います。


警告が出てしまった際にデーターを消したくない場合は、すぐにICloudやPCにバックアップを取り、早めに今の端末より本体容量が大きい端末へと買い替えするのが一番です。

本体の購入時の金額も容量の差で変わりますが1~3万程度の差ですので、データーを全ロストさせてしまう危険の可能性を抱えたままの使用よりも余裕を持っての使用が安心安全かと思います。


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