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スマホはお風呂に沈めたら壊れる!?

船橋店 2024-03-29 2024-03-29
スマホはお風呂に沈めたら壊れる!?
スマートフォンの防水性能は、様々な状況下でデバイスを水や湿気から守る目的で設計されています。しかし、その防水性能は製品ごとに異なり、また使用状況や水の種類によっても影響を受けることがあります。特にお風呂のような場所での水没は、真水とは異なる要因が影響する可能性があります。
まず、スマートフォンの防水性能は、製造元が定めた基準に基づいています。一般的には、IPコード(Ingress Protection Code)によって防水性が表されます。IPコードには、固体への保護レベルを示す最初の数字と、液体への保護レベルを示す2番目の数字が含まれています。例えば、IP68の場合、6は完全な防塵性を示し、8は水に完全に浸しても損傷しないことを示します。
お風呂に沈めてしまった場合、水の種類によって影響が異なります。真水は通常、塩分や化学物質が少なく、デバイスへの影響が比較的少ないですが、お風呂の水は石鹸やシャンプーなどの化学物質を含んでいることがあります。これらの化学物質は、防水シールやデバイス内のコネクタに浸透し、防水性能を損なう可能性があります。特に長時間浸かった場合、化学物質がデバイス内に侵入しやすくなります。
さらに、お風呂の水は通常、温度が高いです。一般的なスマートフォンの動作温度範囲は比較的狭く、高温になると内部の部品や回路にダメージを与える可能性があります。したがって、お風呂での使用中にデバイスが高温にさらされる場合、防水性能があっても内部の部品に損傷を与える可能性があります。
総括すると、お風呂でのスマートフォンの防水性能は真水とは異なる状況下であり、化学物質や高温などの要因が損傷の可能性を増加させることがあります。防水性能があっても、デバイスを水に浸すことは避け、適切なケアと取り扱いが重要です。
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