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iPhone16には過去最高レベルの発熱対策のために新素材が使われる?

秋葉原店 2024-02-26 2024-02-26 秋葉原店店長 須山よしのり
iPhone16には過去最高レベルの発熱対策のために新素材が使われる?

iPhone16の噂に気になる新素材の存在



iPhone15シリーズが発売され、そろそろ半年を迎えようとしています。
そんな中ですでにiPhone16の噂が様々なところで出ており、例年通りなら秋から冬にかけて
発表されるであろう新型iPhoneの話題が熱を帯びています。
実際、iPhone15シリーズでは発売当初から改善を求める声が多く
その中でも根深い話題が「発熱問題」です。
これはiPhone15ProやiPhone15ProMAXでユーザーから意見が出始め
早々にソフトウェアアップデートによって対策が打たれるほど、ポピュラーな問題となっています。
それだけに発熱問題がiPhone16で根本的に解決することを望む声が大きく
最新機種の噂もそこに集中しているのでしょう。
目次


 

そもそもiPhoneの発熱問題の原因とは?



ではそんな発熱問題はiPhone15Pro・iPhone15ProMAXから始まったか?と言われると、そういうわけでもありません。
ただユーザーが「これは大丈夫なのか?」と思うほどの問題になったのが珍しいというだけです。
そもそもiPhoneの発熱に関しては、スマートフォンや電子機器においては当たり前のことで
大なり小なり起こりうる現象の一つと言えるでしょう。
電子回路が適切な、または高度な処理を行うなかで
電荷、電気エネルギーが生み出す熱については避けて通れません。
なので従来のiPhoneは情報処理の効率化、また優れた排熱性を考えすべてを設計しているように見受けられました。
アルミやステンレス、ガラスを採用し、本体全体が熱を逃がす構造体として機能するもので
このアルミやステンレスについては特に「熱を逃がす、熱を吸収する金属の優等生」とも言えます。
しかしiPhone15ProとiPhone15ProMAXでは前例の少ない「チタニウム」を本体に採用しました。
チタニウムは最も軽く、最も硬い金属の一種なので衝撃や変形などの耐性については一級品です。
ただ熱を吸収、排出する(熱伝導率)という点ではアルミと比べ約8%程度の能力しかありません。
これが単純な道具として見ればメリットでしかないのですが…
常に熱を発し、処理していかなければいけないiPhoneにとっては足枷となっている可能性が非常に高いです。

他のスマートフォンの発熱・排熱はどうなっているの?



先程も書いたように発熱はiPhoneに限らず全てのスマートフォンで重要な課題です。
今までの傾向としては発熱問題が囁かれるのはAndroidスマートフォンのほうが圧倒的多数でした。
それだけiPhoneの熱に対する取り組みは成功ばかりだった、といえるのですが
もしかしたらその分、熱に対する意識が高まらなかったのかもしれません。
iPhoneを除く現代のスマートフォンには、様々な発熱対策が行われています。

発熱が起きやすいパーツ、または部位に
・熱伝導率の高い銅を採用したヒートシンクを採用
・熱を外部に効率よく逃がすヒートパイプを採用
・内部で熱を循環させ一定の温度を保つベイパーチャンバー
・熱源に対し熱伝導グリスを使用し、効率を上げる
など、涙ぐましい様々な努力が見られます。

新型iPhoneにはグラフェンという新素材が導入される?



ではiPhoneはどうやって熱対策をしていくか?ですが
正直、iPhoneほど優れた内部構造を持つスマートフォンはありません。
逆に言えば、もう発熱対策の為に特別なユニットを配置する場所は無い、ともいえます。
先にふれたヒートシンクやベイパーチャンバー構造を組み込む余裕はありません。
そのために本体の厚みや仕様を変える…かもしれませんが、大きな変化は望まないでしょう。
そこで注目されているのが「グラフェン」です。
グラフェンは炭素原子を蜂の巣状に結合させた非常に薄い膜状のもので
加工され製品化される際はグラフェンシートと呼ばれることが最もポピュラーですね。
このグラフェンの優位性は
・薄い
・熱伝導率が高い
・細かな加工に耐える強度がある
と変化と進化の間にあるiPhone16にはピッタリの素材と言えるでしょう。

グラフェンの何がすごい?



まず熱源から熱を逃がすには、熱を誘導しなくてはいけません。
小型の電子機器では、主に熱伝導を使って熱を効率よく逃していきます。
この熱伝導、素材によって効率が変わり(例えばよく使われるのは銅やアルミですね)
そんな銅やアルミの約10倍以上、熱を吸収し誘導してくれるのがグラフェンなのです。
元々グラフェンの素材名の由来はグラファイト、つまり炭素です。
私達の身近でよく見る炭素といえば、鉛筆に含まれる黒鉛、あとはなんといってもダイヤモンドですね。
イメージに無いかもしれませんがダイヤモンドは自然界で一番熱伝導率の高い素材で銅の約5倍の効率で熱を吸収します。
それほど炭素の結合物は熱伝導率が高く、ダイヤモンドよりも使い勝手がよく、また熱効率のよい状態を生み出せる
グラフェンはiPhoneにとって夢の素材といえます。

新素材の導入で期待できるiPhone16の進化



そんなグラフェンがもし本当にiPhone16に搭載されたら…
期待できるのは熱問題の解決だけにとどまりません。
たとえばiPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは発熱や冷え、極端な温度変化に弱く
もしも新素材によって発熱対策が行えれば…
バッテリーのもちも改善!!

してしまう、かも。
さらにiPhone16ではバッテリーの周りを金属で包み込む
金属製バッテリーシェルの導入も噂されており、これは従来のバッテリーに比べ
熱対策や強度対策を考えての導入になるのではないか?なんて話も囁かれています。
これらの試みにより、iPhone16のバッテリーは
熱による劣化、それに伴うバッテリー膨張も少なくなり、更に金属シェルで安全性も格段にアップ!
と、発熱対策に真剣に取り組んだ結果、史上最高のiPhoneとなるかもしれません。

そんなiPhone16の発売日と価格は?



さて、気になるのはiPhone16の発売日と価格ですよね。
発売日については現状の噂や関連ワードの出方としては例年通り2024年9月~10月が濃厚です。
半導体不足や特定のイベントが起こらない限りは狂うことはないでしょう。
しかし価格については、まだまだ色々な説が飛び交っており…
・最上位モデルでは日本円で20万円手前まで近付く
・iPhone15シリーズ据え置き、または若干下がる

と、両極端とまではいきませんが予想ができない状況です。
個人的には20万円手前まで、が濃厚になると考えています。
というのも近年のiPhoneは4モデル展開となっていて
Proとつかない普及モデルは前世代のProシリーズの機能を踏襲する傾向にあるためです。
製品ラインナップに機能を足す、機能を増やす、となると
全体の価格が上がるのは必然と言いますか、おそらく最上位機種を思いっきり多機能高価格として
それ以外のモデルに割安感をもたせる形になると考えています。
いずれにせよ楽しみな新型iPhone16です。
新素材や新機能、話題に事欠かない2024年になりそうですね。
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