2024年07月20日
急な雨にはご注意を!
画面破損・アウトカメラレンズ破損・バッテリー膨張の場合は特にご注意を!!
今日も通り雨があり、夕方にも通り雨が来る予報となっております。
今日みたいに天気がいい日に突然来る通り雨は傘も持っていなかったりしていろいろな危険を秘めています…
通り雨にあってしまって被害が一番大きいのがスマートフォンです。
スマートフォンには防水という性能で販売されているものもありますが、その防水は条件下での防水性能でありその条件から外れてしまうと簡単に水没してしまいます。
スマートフォンの中でもiPhoneは防水ではなく、耐水性能なため他の防水スマートフォンより水没しやすい機種となっています。
加えて、スマートフォンの防水性能実験では、発売直後の新品、常温の真水という条件で行われています。
通常の生活で濡れる場合はその条件外になることが多いため、気がついたときには水没していた…という事になりやすく、特に今日みたいな暑い日の通り雨ですと常温とは程遠くなっていますので、濡れた直後は問題がなくても徐々に症状が出てきたり、少しの濡れでも内部水没してしまうといった率も高くなってしまうのです…
破損を放置したままでの通り雨は深刻な破損につながることも…!
また、濡れる前から画面や背面・アウトカメラレンズが破損してしまっている、バッテリーの膨張で画面が浮いているといった場合はひと粒の雨粒でも本体破損につながりやすい危険な状態となっています。
↑こんな小さいひび割れでも、基盤の破損やCPUの破損という重大な故障につながる可能性があります。
上部の破損はアウトカメラやインカメラ、FaceIDなどの破損に繋がりやすく、下部の破損はスピーカーやマイク、充電口などの破損に繋がりやすくなります。
バッテリー、基盤、画面に関してはどこが破損していても危険な箇所です。
修理が可能な箇所であれば、なんとか復旧させることは可能ではありますが、データーが入っているCPUなどの交換ができない箇所の破損になった場合は端末の起動ができなくなったり、データーが取り出せなくなったりします。
水没させないためには
水没させないために一番いいことは、 破損を放置しないこと です!
破損している箇所を小まめに修理しておけば通り前なので水没してしまうといったケースは格段に低下します。
あとは、ジップロックなどのある程度密閉できる保存袋や防水袋などを持ち歩き、雨が降ってきたらしまうこともオススメです。
(ただし、保存袋や防水袋の使用は室内の涼しいところと蒸し暑い外を出入りした際に温度差で内部結露につながることもあるため注意が必要で、冬場のお風呂で濡らしてないかったのに内部水没していた…と同じような感じになります)
まとめ
スマートフォンは電話機である以上、完全に塞ぐことが出来ない穴(マイクやスピーカー・充電口など)がたくさんあります。
特にiPhoneはAndroid機種より穴が多く感じますので、水には要注意です!
一度でも端末が水没してしまうとパーツ交換や基盤修理で一時的に復旧は出来たとしても、出てしまったサビなどは自然の湿度などで徐々に進行していってしまうため以降の長期的使用は難しくなってしまいます。
そのため、濡れる前の修理のが断然被害は少なくなります。
最近の通り雨やゲリラ豪雨は本当にいつ来るかわからないので、先に修理をして備えておくことをオススメいたします!