2023年11月18日
iPhone15シリーズの方はIOSの更新を!
特定の車種でiPhoneが壊れてしまう?!
iPhone15シリーズが発売してすぐのころから、特定の車種に搭載されているqi充電(非接触充電)を使用するとiPhoneの一部機能が破損してしまうという症状が出ています。
現在確認されている特定の車種というのは、一部の新型BMWとTOYOTAのスープラで、破損してしまう箇所はNFCアンテナと呼ばれる、非接触のお支払い(クレジットカード・Apple Pay・モバイルSuica等)に使われる機能のようです。
なぜNFCアンテナが破損する?
原因としては、qi充電(非接触充電)というものはコイルに電気を流して、誘導起電力というものを発生させて、受け側のコイルに充電するという仕組みのため強い熱を発してしまいます。
年々改善され充電速度や、熱は軽減されたものの以前として熱は持ってしまう技術で、今回はその熱が原因で破損をしてしまうようです。
なぜiPhone15シリーズだけなのかというと、iPhone15は充電口などが変更された為か、発売直後から異常に本体が熱くなったり、購入して数日でバッテリーが膨張した等の充電関係のトラブルが出ていました。
特定の車種に搭載されているqi充電(非接触充電)が、他の車種より高電圧(急速充電) 対応だった(?)
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IOSの更新で熱は多少軽減されたとはいえ元々熱が高めのiPhone15シリーズ
この2つの組み合わせでNFCアンテナが破損してしまったと思われます。
NFCアンテナは直せる?
iPhoneのNFCアンテナはパーツが出回ってない為修理はとても難しいく、特に発売されてすぐのiPhoneは修理パーツが出回っていないため、Apple Storeの本体交換以外では直すことが出来ません。
今回のように発売直後の破損は1年保証期間内での本体交換となるケースが多いようです。
IOSで対策が取られました!
11月17日に来たIOS17.1.1verアップデート 、
[・特定の車種の車内でワイヤレス充電を行ったあと、まれにApple Payとその他のNFC機能がiPhone 15モデルで使用できなくなることがある問題 ]
こちらが対応されたようです。
置いて充電しただけで破損してしまうということで、Appleに多くの問い合わせがあったようですね…
現状、このqi充電(非接触充電)でNFC破損してしまう対策としては、IOS17.1.1にアップデートする以外にはないようなので、iPhone15シリーズの方はIOS17.1.1にアップデートしておくのが安全かと思います。
まだの方は早めのアップデートをおすすめいたします。