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生活耐水ってなに? iPhoneをお風呂で使用するのは、厳禁です。
- 川越店 2021-03-05 2021-03-05 川越店店長 奥田かなこ
iPhoneは完全防水?
iPhoneは飲み物をこぼしても大丈夫!!という感じで大きく防水性能をアピールしていますが、
実は完全防水ではありません。ある一定の条件下でのみ、耐水性能が期待できますよ、というもの。
これはアップルのiPhone紹介ページにもしっかりと記載があります。耐水仕様との記載が。
耐水性能は確実に向上。だけど‥
あくまでも「生活耐水」となっており水道水以外の水は保証されていません。
お風呂などでも、常温の水道水ではないために生活耐水の対象外となります。
プールでは塩素が入っているので、生活耐水から除外。
海なら海水なので生活耐水から除外。
プールと海はうなずけるんですけど、
「普通にお風呂なんて生活で使うじゃん。生活耐水って何なの…」と思うんですけどね。
自分のiPhoneは水没しない?いいえ、違います。
あなたの使っているiPhoneにも、確実に「水没反応シール」が内部に貼り付けられています。
何故なのかというと、Apple側で水没しているかどうかをすぐに判断できるため。
水没の場合、AppleCareの保証の対象外となり全額自己負担となります。
↪(AppleCare+の場合は保証の対象になる可能性アリ)
あれだけ防水と謳っているのに、AppleCareでは保証の対象外となってしまうんです。
お風呂でどうしても使いたい!!
お湯に浸かっている時間って結構手持ち無沙汰になりがちで、
スマホを持ち込みたくなる気持ちはよくわかりますが。
結論はダメです。絶対にダメです。
お風呂での使用時にありがちな意見
「ジップロックに入れてるから大丈夫!」
↪水に直接濡れなかったとしてもiPhoneの外部気温と内部気温の差で結露し、水没します。
「市販の防水パックに入れてるから大丈夫!」
↪上記と同じです。
お風呂で使用していけない理由の一番は、【内部で結露するから】なんです。
皆さん落としたらさすがにマズい、というのは頭の片隅で思っていて
お風呂にポチャン!ってしてしまう人は割と少ないんですよね。
水もかからないようにタオルで巻いたりとか、対策は結構取っている方が多くて
確かに直接的に水は掛かってないんです。
それでも、継続的にiPhoneをお風呂で使用していると確実に水没します。
冬場なんて朝手で触っただけで画面が白くなったりするじゃないですか。
お風呂に持っていかれる方、冬は特に水没が進みやすいですよ。
水没を放っておくとどうなる?
運が良ければ何も問題なく使えます。
運が悪ければ基板が腐食して電源が入らなくなります。
復旧できなかった場合はどんなにお金を掛けてもデータの取り出しすることはできません。
腐食する箇所にもよりますので、こればかりは運次第な気がします。
ま と め
❏お風呂での使用は厳禁。
↪まだ使えている方はそうそうにお風呂での使用をやめてください。
❏雨やプール、海などの使用は厳禁。
↪雨は細かい不純物、プールは塩素、海は海水で【生活耐水】から除外されています。
特に海での水没は復旧がかなり厳しくなります。絶対に海水には少しも当てないように。
もちろん洗剤などで洗う行為も、基本ダメです。少しかかってしまうくらいならおそらく大丈夫。
⚠特に画面割れ、背面割れをしているiPhone。
↪絶対に水がある環境での使用をやめてください。すぐに水没をします。