2024年03月25日
リンゴループになってしまった…!
リンゴループは原因の範囲が大きい症状

起動時のリンゴマークがでて…消えて…出て…消えて…という症状のことを、林檎(マーク)が繰り返し(ループ)ている見た目から取って、リンゴループと呼ばれています。
この症状が起きる原因としては、本体内のデーター容量不足での起動不可、IOSのアップデートミスでのシステムデーターの不調での起動不可、本体基盤損傷での起動不可、水没基盤破損での起動不可、バッテリーの最大容量低下によって起動のための電力が確保できなくなっている起動不可などがあります。
上記に加えて、iPhoneX以降の機種であれば、画面上部にある近接センサーの水没・破損での起動不可が加わります。
それぞれの症状によって対応策は変わりますが、原因が水分である場合は早めの対処をしておかないと被害が広がり本体内データーの消失やiPhone本体を諦めないければなくなってしまう場合があります。

iPhone内部はほとんどが金属で出来ているため、濡れて2~3時間でも徐々に錆が出てきてしまうため1分でも早い対応が必要ですが、濡れてしまったiPhoneをお米に埋める、乾燥剤で乾燥させるといった対応は、現在のiPhoneにはほぼ無意味ですし、Apple社でも水没時の対応としてこれらの行為はしないようにと勧告しています。
リンゴループになってしまう数日前に雨や水に濡れてないか、お風呂に持ち込んでいないか、汗などが触れる場所になかったかを思い出して頂き、心当たりが少しでもある場合は早めに修理店へご相談ください。
濡れてすぐや、濡れた箇所が少しであれば、画面交換のみ、近接パーツ交換のみでデーターそのままで復旧できる可能性もあります!
濡れた心当たりがないリンゴループの場合は急ぐ必要は有りませんが、データーを残したままでの復旧には、バッテリー交換や基盤修理、不要箇所の削除でデーター容量の確保、IOSの再アップデートなどで復旧を目指す必要があります。
個人での復旧は困難な為、こういった場合も修理店に相談することをオススメ致します!
