2024年02月26日
急に減りが早くなった…? そんな時…
IOSを上げてないのに急にヘリが早くなった…

使っているiPhoneの充電の減りが急に早くなった…
でもIOSを上げたり、特別大きなアプリとかナビとかも使っていない…
なんでだろう?
と、いうとき
内部ではバッテリーが危険な状況になってるサインかもしれません…!
iPhoneのバッテリー

iPhoneに使われているバッテリーはリチウムイオンバッテリーで、未だ未完成のバッテリーと言われています。
なぜかというと、劣化が早い(約2年が寿命)・劣化してくると可燃性ガスが出来てしまう(とても危険)・衝撃等に弱い(耐久性が低い)ことが未完成と言われる主な理由となっています。
その中で、衝撃に弱いという点が今回の危険なサインの原因となるケースがあります。
突然、急にバッテリーの減りが早くなったiPhone7

上記写真のiPhone7は、急にバッテリーの減りがガクンと早くなったのでバッテリー交換をして欲しい、とご来店くださったお客様の端末です。
画面を開けてみると、バッテリー下部が変形し、腐食性の液体で焦げたような後が画面裏の金属パネルについてしまっていました。
おそらく、何らかの原因でバッテリーが破損し内部の液が漏れてしまったことでバッテリー内の充電を貯めることが出来る箇所が減り、減りが早く感じるようになってしまったようです。
iPhone内部のバッテリーが破損する原因としては、
劣化してきて可燃性ガスでバッテリーが膨張→外部からの衝撃で破裂、
外部からの衝撃で画面が割れてバッテリーまで圧力や衝撃が加わってしまい破損、
画面割れなどした際に、見た目は問題なく見えたバッテリーが実は内部では衝撃が加わっており年数を経て徐々にバッテリー破損が起こってしまった 等のケースなどが考えられます。
今回のiPhone7は数年前に画面破損をしてしまい画面交換をしたことがあるそうで、見た目は問題なかったバッテリーが徐々に破損してしまったケースに当てはまるようです。
↓写真は取り外したバッテリーと新品のバッテリーです。
左のバッテリーの丸の中にPSEと書かれている箇所の左側に小さな穴があります。
おそらく以前の画面破損の際に内部に入り込んでしまったガラス片で見えない傷が出来ていたか、画面破損の圧力が点で加わってしまった箇所と思われます。

今回は運良くいつの間にか小さな破裂がそっと起こったおかげで爆発・炎上といった大きな事故にはならずに済みましたが、少しでも条件が悪かった場合は大きな事故に繋がっていた可能性が高い破損です。
IOSはのアップデートやナビの使用など心当たりもなく、何もしていないのに急に充電の減りが早くなった場合、特に発売から3年以上が経過している端末を使用されている場合は内部でバッテリーに異常が起こっている可能性もありますので修理店に相談してみることをオススメいたします。
