2023年08月21日
連休後からiPhoneが変…それって原因はアレかも!?
連休後はiPhoneの故障が増えます!

夏の連休がとうとう終わってしましたね。
長い方は10日感の連休だった方もいらっしゃるそうで、夏休みのない私はとても羨ましくなってしまいます。
(連休があっても外は暑くて家でゴロゴロするだけだったりしますが(*ノω・*)テヘ)
夏の連休も、秋の連休も、冬の連休も、GW連休も連休の後はiPhone・iPadの不調が増える傾向が高くなっております。
その原因として、慣れない外出先や慣れない服装・カバンでの落下、高温・低温・山などの高所での使用、プール・海・川などいつもは近づかない水場への接近などです。
特に夏に多いのは水での破損です。
iPhoneに水は厳禁です!!

前日に水に落としたあと乾かしていたが徐々に不調になり、とうとう画面が点かなくなってしまったという事で、当店にご相談にいらして下さいました。
おそらく内部水没であるだろうと言うことで、まずは画面をあけて確認させて頂くことになりました。
↑は画面を開けた所です、結露の水滴がたくさんあるのが見て取れますね。
画面・近接パーツと全てのコネクタ・アウトカメラを外し、乾燥・低速冷却・乾燥・低速冷却を繰り返ししっかりと乾かした後、元の画面をつけてみましたが画面が破損しており映らず…
新しい画面を付けると起動はしましたが、アウトカメラ破損と近接パーツが破損(電話の際の相手の声が聞こえない・FaceID故障)といった状況です。
データーさえ取れれば…!といったご要望だったため、カメラと電話の機能は諦め画面交換だけでなんとかバックアップを取ると行った流れとなりました。
新しい機種なら大丈夫! いいえ、新しくても水没します!!

古い機種だから水没したんでしょ? と思われたかと思いますが、
↑赤い機種は iPhone12mini です。
2020年11月に発売されてもう少しで3年の、まだまだ新しい方の機種です。
Appleの発表ではiPhone12シリーズから水に対する力が高くなったとは言われていますが、iPhoneは 7 以降の機種でも簡単に水没します!!
↑のグレーの端末はiPhone XRですがビッショビショです…
iPhoneは常温・真水・新品の条件で水のテストをしており、この条件から1つでも外れてしまうと水没する確率が高まります。
また、通常使用していて端末をぶつけていたり、落としたり、お風呂で使用したことがあったり、濡れたことがあったり、高温注意の警告が出たことがあったり等を経験していると水没率はより一層確率が高くなります。
iPhoneはパソコンと大差ない精密電気機器と言うことを忘れずに、
基本的に水には近づけないで使用することが重要です!
全ての水を避けるのは無理…でも

それでも生活で使用しているとどうしても水が避けれない時はあります。
濡れてしまった…
飲み物をこぼしてしまった…
雨に…
川に…
海に… 等など
こういった事で心当たりがある時は早めの修理相談でデーターだけでも救出することができる可能性があります!
(↑の赤いiPhone12miniは濡れた翌日にお持ち込み頂けたお陰で、内部の錆の進行がまだ酷く進んでいなかったおかげでなんとか起動ができました。恐らくお持ち込み頂いたのが翌日や数日後だった場合は復旧がとても難しくなっていたと思われます)
もし、お使いの端末に FaceIDの警告・充電不良・タッチ不良 等の不調が出ている場合は早めの修理をオススメ致します!!
