雪の日のあとで増える修理とは?
雪の日の後で増える修理としては2種類あります!
・わかりやすい破損
凍った地面などで転倒した際に手からiPhoneが落下してしまい落下してしまったり、ポケットなどから飛び出てしまい落下してしまい、
画面パネルの破損やアウトカメラレンズなどが破損してしまったという修理です。
割れたままでの放置は水やホコリなどの異物侵入をさせてしまうだけでなく、ゴーストタッチ等の影響でデーターロストにつながる可能性もあります。
ですが、こういった破損は目に見える箇所が破損したということで、早めに修理をしよう!と思い修理される方が多いので大きな被害にはなりにくいです。
・わかりにくい破損
もう1つが気が付きにくい破損で、
雪の中に落としてしまったり、雪がかかったり、雪が付いたままポケットにしまったり、ポケットカイロなどで暖かくなっていたiPhoneを外気に晒して再度ポケットにしまった際などに起こる破損で、症状としては
内部水没といいます。
この症状はiPhone内部に水分が侵入してしまい起こる症状で、直接雪や、解けた雪などが入ってしまって起こる場合と、iPhoneの寒暖差で内部結露ができて起こる場合のがあります。
内部水没の症状として、
画面のタッチが急に効きにくくなった
画面の一部分がタッチが効かなくなった
FaceIDの反応が急に悪くなった
FaceIDの破損などの警告文が出た
充電が急にできなくなった
画面が急に真っ暗になって点かなくなった
画面が徐々に暗くなっていき、明るさ調整をしても明るくならない
画面に縞模様がでたり、画面がちらつく
急に起動できなくなった
リンゴループになってしまった 等々…
これらの症状が出た場合、端末の復旧やデーターの確保のためには早めの修理対応がおススメです。
なぜかというと、iPhoneの中身のほとんどは金属でできており、濡れて2~3時間といった短時間でも錆が出てくるほど水には弱いです。
特に、寒暖差での内部結露の場合、基板やバッテリー付近に結露ができるため被害の進行度は他の内部水没よりも早まります。
ネット上のライフハックには、お米の中に埋める、乾燥材と一緒にしまっておく等々の対処法がありますが、iPhoneは耐水性を上げるために密閉度が高く、みっちりパーツが詰まっているので内部の通気性は悪く、多少のことでは内部の水分は乾燥しません。
また、iPhoneX以降の機種は2枚の基板を張り合わせられて、各種機能を増やすためにスペース拡張をされたレイアウトの形状になっているため、iPhone8までの機種よりも通常乾燥では乾きません。
そのため、お米や乾燥剤に入れて自然乾燥を待っている間に内部の錆が進行して復旧が出来なくなるというケースが増えています。
端末の不調や故障の放置は修理箇所を増やすだけでなく、手遅れとなってデーターの全ロストや端末の復旧不可と行った結果を招きますので、あれ?なんか変だな?と思った時は早めの修理相談をオススメいたします!