スマホ端末のチェックはこまめにしておきましょう!
端末は徐々に変化します!
色々な製造会社や機種があるandroid端末ですが、どの端末も年数が経ってくると中身も外見も色々と変化をしてきます。
琥珀や家具等とは違い、年数が経ったものはスマートフォンに良い変化というものはありません。
その変化は重大な問題を引き起こすものもあります。
その症状や、問題を探ってみましょう。
中身の変化
年数が経ってきたスマートフォンの中身は写真やアプリのデーターが多くなっている傾向が高く、新しく入れたアプリなどで容量が足りなくなっているケースも多いです。
そして、数年前は本体の容量が32GBや64GBが主流だったため、永く使用しているアプリやゲームのアップデートが年々と積み重なってきて徐々に本体容量が圧迫している、と言ったこともあります。
また、数年が経ってくると物理的に基盤の劣化も徐々に出てくることが多々あります。
その為ちょっとした落下も、新品で購入した時より数年経っている現在のがダメージが大きくなり基盤破損してしまうケースも多いです。
中身の変化による危険性
本体容量がギリギリで使用していると、突然電源が入らなくなっることがあります。
それは稼働する為の隙間までデーターで一杯になってしまったという事で、こうなってしまうとスマートフォン専門の修理店でどうにかしてもらう以外に本体内データーを取り出すことは出来ません。
年数が経ったスマートフォンは少しの落下等でも基盤の破損が起きてしまい起動出来なくなってしまうケースもあります。
容量が一杯と時と同じく、基盤修理をしなければ本体内データーを救出するこ都は出来ません。
対処法
本体容量が一杯の時はスマートフォンが警告を出してくれます。
その時に、本体内データーを減らし容量を空けます。
その際、一度パソコンなどにバックアップを取って置きいざという時に備えておきましょう。
同じく、いつ落とすかわからない以上、月に一回、または大事な写真を撮った日等消したくないデーターが出来た時にバックアップを取っておきましょう。
外見の変化
android機種が年数が経って外見で変化する大きな場所は、背面パネルです。
現在スマートフォンに使用されているリチウムイオンバッテリーは年数が経ってくると徐々に内部にガスが発生して段々と膨らんできます。
android機種は多くが背面パネル側にバッテリーが存在している為、その膨らんだバッテリーが背面パネルを徐々に押し上げてしまうのです。
上の写真は膨らんだバッテリーに背面パネルが押し上げられて、中が見える状態になっています。
他に外見で変化する箇所として、液晶画面の劣化です。
紫外線や、液晶焼けで画面に色や模様が付いてしまう事があります。
白い画面にするとよく分かるのですが、枠の四方が薄茶色に変化している場合は紫外線焼けが多いです。
また、アプリやコンソールバーはあまり動かさない為画面に焼け付いてどの画面にしても見えてしまうようになってしまう事も多くあります。
外見の変化による危険性
バッテリーを膨らませる原因のガスは研究によって、水素(H2)、二酸化炭素(CO2)、炭化水素化合物等であるという事が判明しています。
それぞれ個々でも水素(H2)、二酸化炭素(CO2)、炭化水素化合物はどれも、とても引火しやすい・とてもよく燃える成分です。
その為、少しの衝撃や少しの火花で引火・爆発する力を持っています。
数年前からニュースになっているモバイルバッテリーの引火・爆発はこれらの成分に衝撃が加わり発生しているケースがほとんどです。
引火・爆発してしまったスマートフォンからデーターを救出するのは絶望的です。
もう一つの変化である液晶の色変化はすぐに大きな問題を引き起こすことはありませんが、画面が見にくくなったり、画面が熱を持つ事が多くなります。
その為、液晶が突然死をしてしまい真っ暗で操作が出来なくなりデーターが取り出せなくなることが予想されます。
対処法
バッテリーの劣化は機種ごとに設定で見る事が出来ます。
機種名+[電池性能表示]と検索して頂ければ、見つける事が出来るかと思います。
バッテリー最大容量が80%以下となっていた場合はバッテリーの交換をオススメ致します。
あとは、月に1度程度のペースでも大丈夫ですのでケースを取り外し外観をぐるっと見回し本体側面フレームと、画面パネルや背面パネルの間に隙間が無いかを確認します。
隙間があった場合は、バッテリー最大容量が80%以上の表示でも修理店にお持ち込みしてください。
液晶の色の変化はすぐに症状が進行する事はありませんが、突然画面が点かなくなることがありますのでバックアップはこまめに取っておくことをオススメ致します。
まとめ
iPhoneと比べ、世の中に販売・流通している機種が多いandroid機種は、元々交換パーツの流通が少ない物や、数年経ってしまうとパーツの入手が出来なくなってくるケースが多いです。
(特にAQUOSは画面パーツの流通がほとんどない為、画面破損してしまうと修理不可となるケースも…)
外見の変化のチェックや、本体容量のチェックをこまめにしていれば最悪のケースを防ぐことが出来る可能性が高まりますので、是非定期的に端末のチェックをしてみて下さいね!
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