android機種の自己修理はとても危険…!
android機種の自己修理は特に危険です!
インターネットの普及で、最近はYouTube等の動画サイトで修理風景や修理動画がUPされていたり、修理ブログで修理の仕方などを説明しているサイトが多くあります。
そういったものを見て自分で修理すればパーツ代だけで済むからやってみよう!と思われる方が増えております。
ですが、自己修理はとても危険なのです…
自己修理はなぜ危険?
バッテリーくらい…
画面くらい…
といった形で自己修理をしようとする方が増えております。
動画や修理サイトで見ていると簡単にやっているように見えますが、作業しているのは手慣れている修理スタッフであったり、動画に移っていない作業があったりします。
例えばandroid機種は両面テープや接着剤で基盤やパーツの固定や接着がされていたりしますが、動画内では先に一度取り外してから作業が見やすくしていたり、先に剥がしてあったりします。
また、動画内では見えない箇所のケーブルやコネクタがあったり、外し方が特殊なパーツもありますし、熱を加えて外す必要があっても温度や時間は動画では見て取れません。
その為、簡単な説明を見て手探り状態で修理をする必要があります。
自己修理で怖い事
自己修理で怖い事。
それは、修理をしようと思っていた箇所以外を壊してしまうことです。
バッテリー交換をしようとしていたのに、画面を開ける際に画面を破損させてしまい画面が映らない…
画面交換しようとしていたのにバッテリーを破損させてしまい起動できなくなった…
バッテリーや画面修理をしようと思って開けたのに、基盤破損をさせてしまい起動不良になってしまった…
パーツ交換で起動出来る破損ならまだマシです。
最悪の場合、基盤やCPUを破損させてしまい二度と起動出来なくなってしまったり、データーが全て消えてしまう場合もあります…
ですが、『自己修理は、自己責任』です。
android端末の自己修理が危険な理由
特にandroid機種の自己修理が危険な理由として、
android機種は年に2~4回発売されている機種もあり、iPhoneと比べ生産販売会社も多く、全体的に機種が多いです。
その為、種類が同じ機種の修理動画や、同じ症状での故障が少なく情報が少なかったりします。
また、iPhoneと比べ内部レイアウトが入り組んでおり、機種ごとにレイアウトや使用パーツが一緒という事はほぼありません。
その為、それぞれの機種によって修理・作業工程が違い、使用するパーツも違います。
使用パーツも国内版・海外版、4G・5Gで違ったり、逆に他機種とパーツを共用しているという事もあり、必要パーツの買い間違えが起こりやすい事もあります。
パーツも、不人気機種や、とあるか全メーカーが販売している機種シリーズはパーツの流通が無い事もあります。
そういった場合は中古端末からの移植しか修理手段がなくなり、2台の端末を全バラしして移植する必要もあります。
パーツ代だけの自己修理と、修理店でのパーツ交換代の違い
AmazonやAliExpressでパーツだけ売ってるのに、修理店ではパーツ代に+作業代がかかってしまい、
修理店だと無駄に作業代が取られる…と思われるかもしれません。
ですが、修理店の作業代は=修理スキル代+使用パーツの品質保持代です。
例えば、Amazonでバッテリーを買って自己修理をするとします。
作業工程は、
①画面を開け
②コネクタを固定しているパネルを外し
③バッテリーコネクタを外し
④両面テープで固定されているバッテリーを外し
⑤新しいバッテリーを付ける
起動してくれません。
一度元のバッテリーに戻してみて起動しなくなった。
こういった場合の時、まず考えられるのはバッテリーの不良。
次に画面の破損、基盤の破損です。
ですが、代わりになるバッテリーは再注文するしかなく。
もし画面破損や基板破損だった場合追加注文したバッテリーは無駄になります。
こういった時、修理店では在庫にいあるパーツをいくつか試してみて、バッテリーの不良なのか他の箇所の故障なのかが試すことが出来ます。
修理店ではパーツが不良だった場合交換ができる=修理店の品質保持代となります。
まとめ
android機種の修理はとても大変です。
世の中にiPhone修理店は数多くあってもandroid修理店が少ないのは修理作業が難しく、機種ごとにパーツの種類あり、修理工程も複雑で修理時間が長くかかってしまい全体のコスパが悪いからです。
それでも端末は販売されていて、使用する人がいれば、いつか破損やバッテリー劣化は確実に起きる事です。
手間や時間・作業代を減らすために破損を悪化させてしまうよりは、特にandroidは修理店にお願いするのが一番かと思われます。
自己修理で後悔する前に一度修理店に相談してみたり、
自己修理で困ってしまった時は修理店に相談してみると良いかと思います。
※ただし、自己修理でやらかしてしまい破損が酷い場合は修理店でも直らない時もあります。やらかした…!となった時は手遅れになる前に早めのご相談を…!
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