iPhoneの水没の原因とは

iPhoneは防水だから大丈夫(^^♪・・・なんて思ったら大間違い！！！
どうも！スマホ修理ジャパン新宿店のスタッフDでございます！
今日お話せて頂くのは、非常に重要な内容になります！
 
単刀直入に言うと、「水没」に関する内容です。
水没修理は、夏に一番多く、「川」「海」「プール」等の水辺での使用している時に起こってしまうトラブルです！
よくある理由が、「防水ケースに入れていたのに水没した」「防水のiPhoneだから大丈夫だと思い持ったまま水の中で遊んだ」という理由が挙げられます。
要は過信にしてしまったが為に水没してしまったという方が非常に多いのです(;´･ω･)
そんな夏に多いはずの「水没」が何故この冬でも多くってしまうのか？？？
冬でも海入ります？入りませんよね・・・（サーファーは別）
冬でも川入ります？死ぬ気！？(；ﾟДﾟ)
冬でもプール行きます？屋内の温水プールなら・・(;^_^A
ってなことで、冬だと「川」「海」「プール」での水没は考えにくい。
では何が多いのか、お教えしましょう！
 
 
それは、お風呂での水没ですっ！！(；ﾟДﾟ//)
 
 

 
 

冬にお風呂で水没が多い原因と理由とは？？

では、何故お風呂での水没が多いのか？
単純に、お風呂の湯船の中にドボン！！で言う方もいらっしゃいますが、意外と少数派です。
じゃあ何が多いのか？
その原因は、長風呂中にiPhoneを使用する事です！
昨今、東京都内でも冬の冷え込みが非常に厳しいです。
そんな冬の季節になると、自宅に帰った方は、暖かいお風呂の中で、ゆっくり、じっくり
肩まで浸かってリフレッシュしたいという思考になります。
その時に、長風呂なのに何もしていないのは暇だから、iPhoneを弄りながら浸かろうと思うでしょう（特に女子！）
ですが、何故弄っているだけで、浸水もしていないの水没するの？と思った方もいるはずです。
長風呂で使用してどうして水没するのか、理由をご説明しましょう！！(｀・ω・´)ｂ
 
 

耐水なんて関係ない！！お風呂に潜む悪魔の罠！

水没してしまう理由を先に説明してします。
それは、風呂場の【高温・多湿】環境によって水没してしまうからです。
まず、お風呂の環境についてですが、まずどうなっていると思いますか？
お風呂の室内は、単純に外気温よりも高温です。
シャワーを浴びる時も、お風呂を沸かす時も、基本38℃以上のお湯の温度で満たされています。
（冬なのに水浴びなんて風邪ひきますし・・・当たり前ですけど）
次に湿度にですが、38℃以上のお湯がある環境なので、湿度も非常に高い状態です。
窓を少し開けたり、換気扇を回せばいいじゃん？って思った方・・・・
冬のくそ寒い中、窓開けますか？(;´･ω･）
 
敢えて言おう・・・
寒いし、虫が入ってくるかもしれないから、絶対に開けない！！
・・・・っと(;´Д`A ```
しかも、冬になると寒いから窓を閉め切る場合が多いので、完全に密室の状態になるのでより湿度は上がります！
この【高温・多湿】の環境は、精密機械にとって大変壊れやすい環境になり、浸水した状態でiPhoneを使うのと変わりません！
 
そして、水没しやすい物が「耐水レベルの高い」iPhoneがとても危険なのです。
 
 
 

iPhoneの耐水構造の盲点

先程ご説明した通り、【高温・多湿】環境でiPhoneを使用すると内部で水滴が発生しやすくなります。
発生する要因は、まず今のiPhoneの耐水の構造に盲点があります。
耐水もしくは防水構造は、そもそも「外からの浸水」又は「外からの異物」に対する浸入を防ぐものです。
浸水した時に、どのくらいの水圧に耐えられるか、どのくらいの大きさの異物の侵入を防げるかを基準にしています。
つまり、耐水性能を上げるには、簡単にいうと密閉度を上げれば上げる程、浸入できないという理屈になります。
なので、今のiPhoneX以降のモデルは耐水レベルが67等級以上なので、かなり密閉度は高く設計されています。
しかし、ここに耐水の落とし穴があります。
それは、密閉状態にさせてしまう所にあります。
密閉状態の場合、内部の熱が逃げにくく、放熱しにくいので更に高温になってしまいます。
お風呂場は多湿の為、湿気が中で溜まり、最終的に結露の様な水滴が溜まっていきます。
これが溜まることで、部品を少しづつダメージを与えてしまい、最終的に水没してしまうのです。
（隙間も、穴も、何もない完全無欠の密閉状態なら、話は別かもしれません。）
又、いくら防水対策を程されているからと言っても、スピーカーの網目などから蒸気が浸入してしまう可能性が高いです。
実際に、お風呂で何度か使用していたら、突然FaceIDが反応しなくなったお客様もいらっしゃいました。
事実修理する端末の殆どが、スピーカーのある上部と下部の部分に水が溜まっているケースが多いのです。
 
 
 
 

では防水対策されていないiPhone6なら大丈夫なのか？

結論から言うと、水没します(・ω・)/
密閉状態だからいけないんだ！という訳でもありません。
防水対策されていないiPhone程、早い段階で水没しやすいのでより危険です。
防水対策されたiPhoneの方が、すぐに水没しないというだけです。
要は、水没するのが早いか、遅いかというお話です。
防水加工されていないiPhoneであれば、風呂場での使用は言語道断です！！
 
 
 
 
 

ネットの情報に踊らされない様に

ネットで検索したり、動画を検索したりすると、「全然大丈夫！」「全然使えてる！」なんて動画をよく見ます。
確かに大丈夫かもしれませんが、よく考えてみてください。
 
IP68等級などとを謳っているのに、一度ガッツリ浸水させてダメになるぐらいなら意味ないですよ。
一回ぐらい試験的にやるぐらいなら大丈夫かもしれません。
ですが、1ヶ月や1年も繰り返し継続的して行う物とは意味合いが全然違います！
くれぐれも、防水性能が高いからと言って、過信してはダメです！！絶対！！
 
「動画で結構、濡らしても大丈夫～みたいな物沢山上がっているけど、本当は大丈夫なんでしょう？笑」
なんて安易に思った方・・・・
では、何故お風呂で使っていて、FaceIDが壊れた方や、画面が映らなくなった、起動しなくなったというお客様が
ご来店されるのでしょう？
【自分はずっとお風呂で使っているけど、全く問題ないよ】【とりあえず、今は使えているから大丈夫】という方は、本当に気を付けてください。いつかしっぺ返しが来ます・・・・
 
もし、この記事を読んで不安になった方は、いつ壊れても良いようにデータのバックアップを行いましょう。
 
 

水没端末はAppleは保証対象外、キャリアは保証対象

 
最後は、水没してしまった端末に関しては、保証に入っていても水没反応が見られた場合【Appleでの保証対象外】になり本体交換で修理費が高額になります。
《Apple水没による補償内容と本体交換の金額》※以下参考URL
https://support.apple.com/ja-jp/HT204104
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/service#otherrepairs
本体交換になった場合は、初期化されている状態の新品が戻ってくるので、データは全て失われ、部分修理よりも高額になります。
 

docomo等のキャリアの保証は、水没しても保証適用される場合もあるので、水没した場合はこちらを利用することが出来ます。
保証に入っている方は内容を確認しておきましょう。
※以下参考URL
《docomo保証範囲》
https://www.nttdocomo.co.jp/service/compensation_iphone_ipad/
《au保証範囲》
https://www.au.com/support/service/mobile/trouble/repair-iphone-ipad/service/
《softbank保証範囲》
https://www.softbank.jp/support/faq/view/17890
 
保証が使えると言っても、即日では対応してもらえないケースもあります。
その為、スムーズな受付をするには事前に予約もしくは問い合わせを推奨します。
 
 
 

当店なら修理は即日で対応します

正規店の場合、端末の受け取りに時間が掛かり、データが消失してしまいます。
ですが、スマホ修理ジャパン新宿店なら修理時間は2時間程度で行っております！
修理で復旧するかどうかは、実際に修理して見ないと分かりませんが、もし復旧出来れば大事なデータを取り出して
新しい機種に移し替える事が出来ます！
水没している端末なので、その後ずっと使えるかどうかは未知数ですが、使えれば正規店よりもかなり安く
修理する事ができます！！
復旧出来ない場合も勿論ございますが、正規店に持ち込む前にまずは一度ご来店して見てはいかがでしょう？
水没修理はスピード勝負なので、故障してすぐに持ってくれば復旧しやすい傾向にあります。
困ったらまずは、ジャパン新宿店へお越しください！！