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アウトカメラが真っ暗!iPhone XR カメラ修理
- 新宿店 2020-06-18 2020-06-18
こんにちは!iPhone修理ジャパン新宿店スタッフTです!
今回は、iPhone XR のアウトカメラ修理を承りましたのでご紹介いたします。
スマホの機能の中で、カメラが一番大事!というのはちょっと大げさかもしれませんが、日常的に一番使う!という人は結構いらっしゃると思います。スマホカメラは簡単に使えるのに高性能で、画像はそのままスマホへ保存されるのでLINEでのやり取りやInstagramなどSNSへの投稿にもとても便利です。
今回カメラ修理をご依頼いただいたお客様は、「アウトカメラはほぼ毎日使う」機能ということで、家族の写真や旅行のときなども含めてほとんどiPhoneで撮影されているそうです。
家の中で絨毯の上に落としてしまって、それでも画面は全く割れていなかったので一安心。と思ったのもつかの間、そのあとすぐにカメラが真っ暗なことに気づいてガッカリしたとのこと。
早速、アウトカメラの状態を確認しましょう!
ホーム画面のアイコンからカメラを起動し、画面右下の切替マークでアウトカメラとインカメラの両方の状態を確認してみましょう。
インカメラは、綺麗に表示されていることが確認できました。
ですがアウトカメラは、ご説明いただいた通り画面が真っ暗な状態です。
ただ、カメラの起動自体は出来ていて機能の表示などもしっかり出ています。この状態はおそらくカメラの故障と考えられるので、アウトカメラのパーツ交換で今まで通りにお使いいただけるでしょう!
アウトカメラのパーツ交換
端末を温めてネジをはずしてから、画面を開いていきます。
iPhone XR は、画面がフレームに深くはまっているのでフチの粘着を取りながら少しづつ持ち上げ、画面を破損しないように注意深く開きます。
ケーブルのある画面右側を繋げたまま本を開くように端末を開き、まずはバッテリーのコネクタをはずし、画面と本体を繋げているケーブルのコネクタをそれぞれはずします。iPhoneは機種によってケーブルの繋がり方は様々ですが、その中でもiPhone XR は独特な構造になっています。
画面を外したら、本体右上のカバーをはずし、アウトカメラを取り外します。
ここで、新しいカメラを取り付ける前に行う作業が1つあります!
端末背面の透明ガラス=アウトカメラを覆っているガラスの内側にホコリや汚れが入り込んでしまうことがあるので、この機会にしっかりと清掃します。通常のカメラでもあるあるですが、スマホカメラにおいても密閉されているように見えるガラス内やレンズ内にゴミが入ることがあり、そして外側からの清掃ではなかなか取り除けず厄介ということも共通しています。
修理の際に、こういったスマホ内部の清掃をすることも修理屋の大事な仕事の1つだと考えています!修理後に、お客様にさらに快適に使っていただけるように、より綺麗な状態でお返しできるよう常に心がけております!
ガラスの清掃が済んだら、用意しておいた新しいアウトカメラに交換します。あとはそのほか取り外した部分を元に戻して、交換作業は終了です。
念入りに動作確認
修理後、画面をはじめ各機能の動作チェックを行います。いつも行っている通常のチェック項目のうち、今回パーツ交換したアウトカメラについては特に念入りな動作チェックを行います。
カメラが起動し、ブレなどがなくしっかり映っていることはもちろん、対象物を変えたりズームしたりしてもピントが合うことや、端末を縦にしても横にしても使えることな ど細かく動作チェックを行います。これを通常の写真やビデオ、スクエアなどでもそれぞれチェックしていき、カメラの各機能が正常に動作することを確認します。
昔からカメラといえば身近な精密機器という印象がありますが、スマホカメラの性能もどんどん高くなり繊細になっているので、そのぶん動作チェックも念入りに行う必要があります。
一通りの動作チェックが終わり、無事にお客様にお渡しすることが出来ました!
お渡し時は常時お客様自身で動作チェックをしていただくのですが、さすが毎日カメラを使われているだけあって操作は慣れたご様子で、いくつかの機能をスムーズに確認されていました。