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電源が切れない!?ボタン陥没からiPhone8を救え!

渋谷店 2020-03-04 2020-05-08 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
電源が切れない!?ボタン陥没からiPhone8を救え!

電源ボタンが固くて押せない!そんなトラブルもお任せください!


 
こんにちわ!
花粉症でティッシュが手放せないスタッフDです。
今日は非常にレアな修理をご紹介したいと思います!
タイトルにもある通り、今回は「電源ボタン陥没」の修理をやっていこうかと思います!
iPadの修理でもよくあるトラブルなのですが、本日の修理はiPhone8でおこったトラブルです!
早速お持ち込みの時の状態から見ていきましょう!
 

電源ボタンが固くなったく反応しなくなったiPhone8


まずは、お持ち込みの状態をご覧いただきましょう!
iPhone8の電源ボタンは、iPhone6以降右端辺りに付いているのですが、見て頂いて分かる通り、
ボタンが変形して、奥に入り込んだままとなっています。
 
 
 
 

よく観察して見ると、ボタンが凹んでいるのと同時に、その周りのフレームも変形しています。
このフレームの変形によって、ボタンが引っかかり、戻らなくなってしまった事が要因となり
電源が切れなくなってしまった様です。
 
 
 

【電源ボタンが陥没してしまうとどうなる?】



電源ボタンが陥没してしまうと単純に電源が切れなくなる、スリープOFFに出来ないという事だけではありません。
 
陥没によって引き起こされる症状としては以下の内容になります。
・電源が落ちるとリンゴループになり、起動できなくなる
・ホームボタンを押すと勝手にスクリーンショットをする。(結果ホームボタンが使えない)
・勝手にスライドバーが出る
 
上記の不具合を起こし、通常使用が出来なくなってしまいます。
リンゴループの症状は、電源ボタンが押しっぱなしの状態になる為に、【起動】の動作の妨げになる為に
エラーが起こり再起動を起こしてしまうのです。
これらの症状は、電源が押しっぱなしにならなくなれば改善します。
それでは、修理の続きに戻りましょう!
 
 
 

まずは液晶と基盤を取り除く



電源ボタンを修理する為には、液晶を取り外す他、基盤を外す必要があります。
電源ボタンの部品のことを俗に「スリープボタンケーブル」と言うのですが、このスリープボタンケーブルは
基盤の隙間のスペースに取り付けられているので、基盤を外さないと全く手出しできない構造になっています。
なので、基盤その物を外して作業する必要があるのです。
 
 
 

バッテリーは外さない



iPhone8のスリープボタンケーブルは、音量ボタン(ボリュームボタン)も一体となっているので、
外すにはバッテリーも外す必要があります。
 
が、しかし!!!
 
今回はバッテリーを外しません!
なぜなら、陥没修理なので、部品の交換が全く必要が無いからです。
陥没した場合は、フレームの修理、もしくはボタンのフレームの修理だけで改善してしまうからです。
スリープボタンケーブルは外すだけでもかなり手間が掛かる作業なので、効率を重視する為、今回はバッテリーを取り除かないで
修理をしていきます。
ですが、今回のiPhone8は耐水対策がボタンにも施されているのと、フレームの歪みで取り外しが困難な為、ボタンを完全に外さずに、奥に押し込みながら、フレームを少しづつ修正していきます。
 
 
 
 

修正では無傷では直りません



フレーム修理後の状態です。
最初の持ち込みの状態よりも、傷が多少広がっています。
これはフレームを修正したことによる傷です。
フレーム修理は、単純に削る作業です。
ボタン陥没は、フレームの歪みではありますが、こういった穴の歪みに関しては面積が狭い為、削る以外の方法で
やると、余計に歪みを増してしまう危険性があります。
余計な傷をつけるのであれば、穴を削って広げるほうが、傷を最小限に出来ます。
ただし、フレームを削るという事は、傷が広がってしまうのでご注意を!
 
 
 

動作確認



陥没修理後、動作確認を行います。
お持ち込みされた時は、電源が入らなくなってしまった状態でしたが、陥没を修正して、押しっぱなしの
状態が改善されたので、スムーズに起動出来る様になりました。
 
 

押し続けていると、スライドバーも出るので、電源も切れる様になりました。
これで修理は完了です!
作業時間はおおよそ30分程度で終わりました!
この様に、ボタン陥没の修理も適切に処置して、通常使用できるように改善できますので、
お困りの方は、是非当店におまかせください!
今回の修理のご紹介はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
 
 
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