ご来店されたお客様の端末の状態を見て驚きました。
バッテリーの膨張は何度も経験済みですが、
ここまでパネルが外れた状態のものは初めてでした。
最初は少し隙間が出来たくらいだったので特に気にも留めずに使用し続けていたそうです。
ある朝スマホを見ると上記の画像の状態になっており、
液晶が真っ暗なまま映らなくなってしまったとのことです。
バッテリーの膨張と液晶破損の判断となりました。
初期症状でご相談頂ければ液晶の修理はしなくて済んだ可能性があります。

パネルを外しバッテリーを見ると膨らんだ状態で硬くなっていました。

これはかなり危険な状態です！！
このままだといずれ発火する危険がございます。
バッテリーを取り外し次に液晶の修理を行いました。
新しいバッテリーを交換して作業終了。
修理時間は１時間ほど。

本体はまだ生きていました！
データもお客様にご確認いただいて残っていたようで一安心。
iPhoneはパネルがしっかりと固定されているため、よほどの衝撃が入らない限りパネルが外れることはないと思います。
もしパネルが浮いているなどの症状が診られた場合はバッテリーの膨張が考えられます。
構造上iPhoneの場合バッテリーは正面から見て左側に内蔵されています。

左側が浮いてる場合はバッテリ膨張の可能性が高いので特に注意が必要です。
もし膨張した場合は早急に対処しないとその他の部品にまで悪影響を及ぼすことも考えられますので、

バッテリーの膨張は修理必須です！