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iPhone修理

充電しっぱなしで放置するのは危険です!

渋谷店 2019-08-17 2023-03-20 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
充電しっぱなしで放置するのは危険です!

記事の更新を行いました。


2023年3月20日 - 最新機種やOSの情報にあわせて、記事全体を更新しました。
 
起動出来ない…そんな時は


iPhone及びiPadで定期的に起こり、御相談いただく症状というのがあります。
それは…朝起きたら突然起動出来なくなっているというものです。
 
お客様のお話では「昨日までは普通に使えていて、寝る時に充電して、次の日には起動できなくなっていた」との事で当店にお持ち込みされます。
何故そのようなトラブルが起こるのか?
修理屋さん目線で解説させて頂きます。
 

① 充電による基板やバッテリーの破損



充電して基盤が破損するの?と思う方がいらっしゃると思います。
そもそも充電している時の端末側の状態は、「常に電気が流れている状態」です。
電気が流れている状態という事は基盤側にある程度の負荷がかかることになります。
純正の充電ケーブルであれば負荷は軽減されますが…
それでも多少は負荷がかかっている状態になります。
非純正のケーブルであればより一層の負荷がかかっています。
 
「寝る前に充電しておく」「充電しながら使用する」なんて方も多いと思います
この行為、実は「過充電」に繋がります。
充電したままでいると常に電気が流れている状態になるので基盤に余計な負担が掛かります。
ですが、この症状はすぐに起動不可に繋がる物ではなく…
ダメージの蓄積により発生するので、長く使用している端末ほど起こる確率は上がっていきます。
蓄積された負荷が限界に達すると基盤のチップやコイルを焼きってしまい…最終的に起動できなくなってしまいます。
当店で御相談を受けた起動不可になった機種は、iPadAir・Air2・iPadminiシリーズ・iPhone6~iPhone8
特に多いのがiPadAir・iPhone6~7の機種でこの症状が起こっています。
これらはどれも購入してから3年以上経過している端末なので、恐らくダメージの蓄積によって起動不可になったものと推定されます。
また、まだ新しいiPhone12は症例数は多くはありませんが、たまに「寝る時に充電して起きたら起動しない…」「気が付いたら起動しなくなっていた…」という症状のご相談もあります。
 
最近のiPhoneは90%程度まで溜まったらバッテリーや本体基盤に負荷が掛からないように、なだらかに充電してくれる機能が搭載されました。
ですが、充電ケーブルを指している間は多少なりとも負荷はかかっていますので、充電が100%になったらなるべく充電ケーブルを抜きましょう!
 
 

② iOSのアップデート失敗



次に多いのが「IOSのアップグレードの失敗による起動不可」です。
iOSのアップデートは設定を変更していない限り、安定したWifi 回線にに繋がっており充電ケーブルが刺さっているという条件を満たすと自動でアップデートする設定になっています。
上記の条件となると、大抵が寝る時に充電ケーブルを差したタイミングからスタートされる形が多くなります。
 
ですがこの時、何かの拍子にWi-Fiとの接続が切れてしまいアップデートに失敗してしまうと…OSのプログラムがバグを起してシステムファイルが破損してしまい起動不可に陥ってしまうのです。
この場合は見に覚えがなく、かなり厄介なトラブルです(;´・ω・)
対処としてはリカバリーモードに切り替えてiTunesに繋げて再度アップデートすれば解消する場合もありますが、それが出来ない場合は初期化するしかありません。
初期化で使えるようになったとしても内部のデータは消失してしまいますので、アップデートする前は一度バックアップを取っておくほうが賢明でしょう。
 

③ 本体ストレージ不足



本体のストレージ量に空きが少ない状態でアップデートが進んでしまうと途中までしか出来ずリンゴループになってりまう事もあります。
その場合、本体側のストレージを空けてIOSのアップデートを完了させる以外でそのiPhoneを起動させる方法はありません。
ですが、個人的にや、appleで本体ストレージの空きを作ることが出来ません。
その為、そうなってしまった場合データーを消さずに起動させるには専門のiPhone修理店に相談するしかありません。
対処としては、常にiPhoneの本体ストレージの1割りを常に開けておくことです。
例えば
64GB の端末であれば、6.4GB
128GBの端末であれば、12.8GB
256GBの端末であれば、25.6GB
512GBの端末であれば、51.2GB といったかんじです。
また、アップデートは手動に切り替える事も可能なので、本体ストレージとWifi 環境を確認してから手動でアップデートすればトラブルが減ると思います。
 
 

朝起きら起動できなくなっている場合は


大きく分けると、上記の3つが「朝起きたら起動不可になってしまった」という多くの原因です。
起動不可になる原因は他にも「車での充電でバッテリーや基板の破損」「非純正ケーブルによる充電によるバッテリーや基盤の破損」「いつの間にか水没や、内部水没させてしまっていた」等でも起動不可になる事があります。
 
充電する周辺機器の環境や、過充電、本体ストレージ量やアップデートの設定を一度ご確認してみて下さい!
 
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