スマホ修理ジャパン

  • TELTEL
  • メニューMENU

【iPhone の 怖い話】画面が突然浮いてきた!?バッテリーの膨張の原因と対策は?

渋谷店 2020-06-20 2020-06-20 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
【iPhone の 怖い話】画面が突然浮いてきた!?バッテリーの膨張の原因と対策は?

突如としてiPhoneに異変が発生!回避する方法と対処法とは?



こんにちわ!スマホ修理ジャパン渋谷店のスタッフDです!
最近忙しくて全く更新できてなかったので、久々に書いていこうと思います!
この数週間でお客様から「iPhoneが突然膨らんできた」というお問い合わせが立て続けにございました。
iPhoneが膨らんだ?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、正確にいうと「バッテリーが膨らんできた」が正解ですね(;´∀`)
特に目立っているのがiPhoneXのバッテリートラブルでございます(`・ω・´)
2017年発売のこちらのハイスペックモデル、当時は話題となり金額も10万円をはるかに超える高価なスマホとして取りざたされましたが、そのiPhoneXが今やバッテリー膨張の修理でご来店されているんです!
そこで今日はその【バッテリー膨張】についてのお話していこうと思います!
 
 
 


バッテリーが膨張してしまう原因とは?



何故バッテリーがと突然膨れてきてしまうのか?
そもそも何故膨らむのか?をご説明させて頂きます。
専門用語を使っても分かりずらいだけなので、簡単にご説明します。
まず結果から申し上げますと、膨張の要因は「バッテリー内部で発生したガス」によるものです。
 
 
 
 

ガスが発生する原因とは?



バッテリーの正式名称は「リチウムイオンバッテリー」です。
リチウムイオンバッテリーの構造は、内部に複数の電解質や電極で成り立っています。
この電解質が化学反応を起こして蓄電等するように作られています。
しかし、この電解質が劣化してくると、充電や使用時の発熱に耐えられなくなります。


その結果ガスを発生させて膨張してしまうのです。


最初はいきなり膨張する事はありませんが、環境や使用状況によっては、かなり膨れていたなんて事例も報告されています。




 
 


膨張を放置するとどうなる?



バッテリーが膨張したからといってそのまま使用を続ける方が稀にいますが・・
その行為は非常に危険です!!

膨張したまま使用すると端末の液晶を破壊したり、突然電源が落ちる、タッチが効きずらくなる等の2次災害を引き起こします。
最悪起動出来なくなる事も・・・
バッテリーの膨張は、様々な不具合を引き起こす非常に危険で怖い状態なのです。


 
 
 
 

バッテリーが膨張しやすい環境とは?


外気温が高温である



バッテリーは高温の環境にさらされると劣化が進みます。
いくつか例を挙げていきます。
・猛暑の夏の季節に、外でiPhoneを多用している
・車のダッシュボードの上に置いて使用する
・高温の場所に放置する
上記の内容が該当します。
 
※【スタッフDの体験談】
夏場に携帯でナビを使っている時にダッシュボードの上においていた所、何度も「高温注意」の表示になってしばらく
使えなくなってしまう事が何度もありました。
それがしばらく続いているとバッテリーの劣化が進んでしまい、最終的に電源が入らなくなった事がありました(;´・ω・)
高温のはバッテリー内部のリチウムを劣化させてしまう要素があるので注意が必要です。
 
 
 
 

車での充電



車での充電もバッテリーを膨張させてしまう要因の一つになる場合があります。
膨張してしまう理由としては、車を動かす際に使われる電流や電圧に理由があります。
実は、家庭と車では電圧・電流は値が異なり、車の方が大きな電圧と電流が流れています。
家庭用は10Vに比べて、車の場合は12Vバッテリーを積んで使用しています。
又、電流もエンジンを始動する際に大電流】と言って、とてつもない電気の量を流します。
iPhoneを充電器に挿した状態でエンジンを始動すれば一発で端末が壊れてしまうケースもあります。
車を始動した後に充電器に差し込む場合なら大丈夫と思うかもしれませんが、その場合、車自体が電圧値が高い為
端末に通常よりも負荷がかかり、尚且つ、過充電になっているのに充電し続けてしまうと膨張してしまう危険性がより高くなると言われています。
車での充電は、基盤の破損や規定電圧の変化等様々な異常の原因となる物でもあります。
充電する際は、変圧機を使用して充電しましょう。
 
 
 
 

満充電の状態で充電し続ける



バッテリーが100%の状態で充電を続けている方はかなり多いかと思いますが、
実はこれ膨張の危険を含んでいる事をご存知でしたか?
iPhoneは100%充電されても電流は流れ続けています。
微弱電流ではありますが、塵も積もれば山となり過充電になります
微弱電流であったとしても、過充電には変わりありません。
これを長期間、長時間続ければバッテリーが膨張してしまいます。
同時にバッテリーの劣化を早めてしまう事にも繋がってしまいます。


 
 


非純正ケーブルで充電する



100均や某家電量販店の店舗で激安の充電器が販売されていますが、実はこの激安充電器を
使用する事で膨張する可能性があります。
理由は、純正ケーブルで充電すると「適正な電圧」に正常するチップが組み込まれているので
バッテリーの負荷を軽減させて寿命を延ばしているのですが、非純正のケーブルにはそれがありません!
その為、必要以上に負荷がかかり膨張してしまうケースがあります。
 
 
 
 

水没した端末を使用し続けている



「水濡れしたけど、使えるからそのまま使おう」という方は気を付けてください。
その端末はバッテリーが膨張する危険性が上がっているかもしれません!
実は今のiPhoneは耐水性能は上がっていますが100%浸水を防いでいるかと言ったらそうでもないんです。
スピーカーの網目等から浸水してしまう事が多々あります。(関連記事はこちら!)
水濡れしたまま使い続けたらバッテリーが膨張したという事例が実際あります!
 
 
 


 

膨張を未然防ぐ方法



以上がバッテリーが膨張してしまう原因です。
膨張を未然に防ぐ方法は以下の通りです!
 
・満充電になったら充電ケーブルを抜く
・高温の場所での使用は控える
・非純正のケーブルは使用しない
・車で充電する際は変圧機(インバーター)を使用する
・水濡れしたらすぐに修理店に持ち込み内部の水分を除去
・2年以上経過したらバッテリーを定期的に交換する
 
これらに気を付ければ膨張する確率はかなり低くなるでしょう。
該当する方は、是非これらの対策を少しでも早く行う様に心がけてください!!
 
 
 
 
 

最後に・・・



iPhoneのバッテリーが膨張するとどうなるかお分かりいただけたと思います。
放置しているだけで本当に危険なのです!
少しでも異変に気づいたら、早めにお持ち込みください!
バッテリー交換は最短で10分で仕上がります!
iPadの場合は最短1時間です!
お困りの方はお気軽にご相談ください!!
本日はここまでです!
それでは!
topに戻るアイコン