スマホ修理ジャパン池袋店です！！

本日はiPhoneXsの液晶修理でご来店頂きましたのでご紹介いたします。

お持ち込みの状態は、右側に白い縦線が出てしまった状態でした。
この症状は、iPhoneXsやiPhoneX等の有機ELディスプレイによくある故障で、落とした瞬間に液晶に衝撃が加わり破損してしまうとこの様な症状になります。
 

ではでは、早速修理をしていきましょう(/・ω・)/

 
 
 

中を開けた時の状態です。
iPhoneXsの修理手順は、iPhoneXと全く同じ方法で分解していきます。
まぁーiPhoneXのマイチェンモデルなので、分解方法が同じなのは当然と言えば当然なのですが。。。
中身で違う点は細かい所ですが、一部形状が違っていたり、バッテリーの形状が違う点ぐらいでしょう。
基盤の形状も多少は違うのですが、今回は基板を取り外す工程がないので、次回「水没修理」のご紹介の時に
ブログに書いてみようかと思います。
 
 
 

液晶との分離が完了しました。
パネルを分解して見ると、iPhoneXのパネルと全くと言って良いほど構造が同じです。
この機種は防水レベルが「IP67等級」になっているので、耐水レベルはiPhoneXと同レベルです。
なので、防水テープも特段がっちり付いているわけでもなかったので、スムーズに剥がす事が出来ます。
 
 
 
 

パネルテープの剥がし方は等や、移植する分もiPhoneXと同じになっています。
※↓iPhoneXの分解を紹介している過去ブログもありますので、是非見てみてください
https://iphone-shuuri.jp/report/2019/08/16/iphonex-%e7%94%bb%e9%9d%a2%e4%ba%a4%e6%8f%9b/
 
 
 

さてさてさーて('ω')
移植作業もサササッと終わりました。
iPhoneXシリーズは、他のiPhoneと違って移植する部分が非常に少ないので、比較的楽に組み付けが出来る機種なんです！
修理屋さんに優しい機種ですねー(∩´∀｀)∩
 
 
 
 

起動確認を行っている時の画像です。
うん、さっきの縦線は全くもって消えていますね！
綺麗に表示するようになりました！！
動作確認を諸々行って、概ね30分程度で修理は完了しました！
毎回思いますが、気を付けるべき注意点を守っていれば、iPhoneXsと言えど、非常に修理が簡単であると言えます。
ただし、この記事を見て、簡単そうと思ったあなた！！
簡単と言っているのは実席を積み重ねているスタッフだからこそ言えることなので、修理慣れしていない方が修理を行うと
壊すはずのない所まで破損してしまう事があるので、くれぐれも安易に分解しようとは思わない様にお願いします(;^_^A
 
 
 

【　スタッフDのiPhone豆知識　】

ここで修理とは少し離れて、iPhoneに関するちょっとした豆知識です。
iPhoneXとiPhoneXs、大きさも見た目も全く同じ2機種ですが、この機種の見分け方はどこで見ればいいのか分かりますか？？
もちろん、バックプレートの淵を色で見分けらるのですが、それ以外でも確認できる方法があります。

そ・れ・は・・・・・・

 
 
 
 
 
 

この部分を見てみると、縦線が出ているのが分かりますでしょうか？？

実はiPhoneXでは、この縦線の印が無いのです。

なので、iPhoneXなのかiPhoneXsなのかは、この部分で見分けがつきます。
因みに、そのほかの機種で見た目が同じだけど、一番分かりやすい判別方法をご紹介します。
 
iPhoneSE・・・背面の下部に「SE」と記載（5sには記載がない）
iPhone6s/6sPlus・・・・背面の下部に「S」と記載（6/６Plusには記載がない）
iPhone7・・・背面カメラが6系の機種に比べて大きめ（6sや6系は小さめのカメラ）
iPhone8系・・・背面がガラス製（8シリーズから背面がガラス製）
 
稀にiPhone6なのに、iPhone6sと勘違いしている方がチラホラいたので、
是非これを見て頂いた方はご自分の機種を確認して見てはいかがでしょうか。