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スタッフブログ

【iPhone11】警告がうるさいので純正液晶をはめたら2020.08.15

iPhone11以降の機種は非正規店で画面交換をすると警告通知が出る仕様に


電源を入れるとこのようにロックされた画面に「ディスプレイに関する重要なメッセージ」と通知が出ます。
iPhone11から導入した仕様で、正規店以外で画面の修理をすると必ずこの通知が出るようになりました。


しばらく経つと消える?


ロック画面には4日間、「設定」のトップには15日間表示され続けます。その後はこの2つの場所には表示されなくなりますが、「設定」→「一般」→「情報」のページにずっと固定されたまま警告が残ります。

要は完全に消えないんですね......。当店の液晶性能は全く問題ないのに....

そこまで言うなら実際にアップル純正の液晶画面をつけてあげようではないか!


まずiPhone11を2台用意。1台は液晶まで漏れています、この壊れた液晶画面を外してアップルの純正画面をセットしてみましょう。



 

で、使うのがこのガラス割れしているもう1台のiPhone11の液晶画面。全く画面修理暦なしのアップル純正液晶です⬇︎これを外して上の液晶漏れの画面と交換してみます。



 

外して付け替えました。電源を入れ直します。



そして.......

消えませんでした。




ですよね。大体想像していた通りです。なぜならこれはiPhoneXs以降のバッテリー交換でも同じようなことが起きているからです。過去の当店のブログ「バッテリーの最大容量が表示されなくなる理由」をご覧ください

アップルのブランドイメージを守るための策


一度でもアップル以外のショップでの画面修理を経験したことがある方は理解しやすいかもしれません。

ハズレを引いてあまりにも安い料金で修理をされた画面はアップル純正の表示とは随分違うものになっていて操作もしにくい...なんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。



これがきっかけになって、無意識のうちに(iPhoneは簡単に変な改造がされやすいスマホだ....)なんてあまり良くないイメージがついてしまうとアップルとしては大損です。

 

もちろん質の良い画面もたくさん世に出回っているが...


全部が全部粗悪な液晶や有機ELなんてことはさすがにありません。むしろ現在は品質も改善傾向にあります。しかし、品質が良いものなのか、悪いものなのかをiPhone側が判断する能力は現在の技術では搭載できないので、とにかく画面交換したものに関しては一律この警告メッセージが表示されるようにしたようです。

このことについてはアメリカの修理エンジニア、ルイス・ロスマン氏が動画で解説しています。



肝は液晶/有機ELディスプレイのタッチICチップに入っているシリアルナンバー


タッチICチップがないと画面の操作が一切できないものすごく重要な部分です。

こちらがiPhone11の液晶画面の裏面です。タッチICはどこにあるのかと言うと....


ここにあります⬇︎




液晶の配線に溶接されています。画面修理の際にはこの部分も一緒に新しいものに変わってしまうので。当然シリアルナンバーも変わってしまいます。そうすると画面交換したことがバレて例の警告が表示される仕組みになっています。

iPhone側はちゃんと工場出荷時のシリアルナンバーを記憶しているのですね。お利口さん(笑)

 

先ほどの動画解説もかねて


どうすればこの煩わしい「ディスプレイに関する重要なメッセージ」が出てこないようになるのかを説明します。

iPhoneに修理がバレない方法①


こちらはガラス割れ限定です。液晶漏れやタッチ操作の異常があると使えない方法になりますが、割れたガラスを丁寧に剥がして新品のガラスを貼り直す方法す。

過去のブログでも紹介した液晶/有機ELパネル再生作業です。



こうすればシリアルは変わりませんのでバレません。しかしこの作業をやっている業者が日本国内で非常に少ないので、対応している業者に当たるまで根気よく探し回らないといけません。(当店でも現在行なっておりません)

そして厄介なのは動画でも説明がありましたが、ガラスの張り替え方が下手で汚くても警告はとりあえず出ないので作業は完了したことになりますが、必ずしもお客様の満足に繋がるわけではない点です。作業が適当なスタッフに当たると悲惨です。

 

iPhoneに修理がバレない方法②


こちらは液晶が漏れていてもタッチ操作に異常があっても有効な方法になりますが、それはタッチICチップを別の画面に移植する方法です。元のチップを新しい画面に移植すればシリアルは同じなので警告されません。

しかし、かなり手馴れていないと難しい作業です。こちらもかなり慎重に作業しなければなりませんので修理時間が長め。



これは動画で見れば結構な難易度であることがわかりますね。成功率はどのくらいなのでしょうか......。

修理時間を考えると待てないお客様が出てきてしまう可能性がありますので。当店でもまだ実施しておりません。

 

まとめると


✔️性能がよくても画面修理でシリアルが変更されてしまうと、例え見た目も綺麗で性能も問題なく使用できたとしても警告メッセージが表示される。

✔️どんなに適当に汚いガラス張り替え作業をされてひどい使用感でもシリアルが一緒なら警告メッセージは表示されない。

このカラクリがわかっていれば、ほとんどの人が前者の修理を選ぶでしょう。

例えばiPhoneユーザーが中古でiPhoneを入手した際にすでに他店で修理歴のある端末なのか、正常に機能するのかを判断できるのは非常に良いことです。この機能が完全に悪いものでは決してないのですが、現時点ではまだまだその判断性能が低い段階なので100%信頼に値するものではないと言うことです。

 

最後に


iPhone修理ジャパン秋葉原店ではiPhone11画面修理を高品質のものを使用しております。修理をお考えの方はぜひお問い合わせくださいませ。