今回ご紹介するのはiPhone6sの液晶交換！

「この間手が滑り落としてしまい、更に轢かれてしまいバキバキに割れてしまった！！」
とおっしゃっておりましたがその「この間」が大雨の日でした。
表面はバキバキに割れており、液晶も映らなく、端末とパネルが浮いている状態でした。
 
大雨の日ということもあり、水没している可能性をお伝えし、早速端末を確認していきます。

大雨=水没？

上記の内容では『雨が降っていたら水没するの？』と思われてしまうかもしれませんが
必ず水没するということでは有りません。
ただ言えるのは端末の天敵は水です。
更に割れている状態ですと水が侵入しやすくなるので
水没の危険性はうんと上がります。
これは雨だからというわけではなく、お風呂場や汗にも同じことが言えます。
いくら防水ケースに入れていても、温度差や湿気での結露により水没してしまう恐れも御座います。
割れていなくても水没してしまう可能性高いので、ガラスが割れている端末は更に危険性が上がります。
水場での使用は極力控えましょう！
 
早速修理します。
パネルをしっかりあけると・・

やはり水没しておりました。
軽く水を飛ばし液晶パネルを仮り付けしてもうんともすんとも言わない状態。
お客様には水没清掃のご案内もしておりましたので清掃して様子を見てみましょう。
 
通常の液晶交換ですとだいたい30～1時間程で修理出来ますが、
水没清掃の場合は基板を外し、清掃し、乾かし、また取り付けるという工程が追加されるので
合わせて2時間程時間がかかります。
その時間をフルに使用してしっかりお客様の端末のメンテナンス・修理を行います。

基板清掃をし、液晶を交換したところ起動が確認とれました＾＾
水没の場合はバッテリーも故障してしまっているケースが多々ありますが、
今回のお客様の端末はバッテリーは故障しておりませんでした！
車に轢かれてしまい、フレームも少々曲がっておりましたが・・
端末の強さに驚きです！
 
「データバックアップをしていなかったので大変助かりました！！すぐバックアップとらないと！」
とお客様も感激されていたご様子でした。
 

水没は100%復旧するとは限りません。

水没してからの時間経過や水没経路により復旧率は異なります。

落として割ってしまった場合、雨の日は特に注意しましょう。

また、復旧しても安心するのは早いです。
水没の状態を100%除去することは不可能です。
今は使用できていてもふとした時に使用できなくなってしまう可能性がございます。
当店で水没修理をされ、復旧したお客様には必ず

【バックアップ】をしていただくようお声がけしております。

 
いつ何が起こるかわからない大切な端末。
たとえ割れていなくても、日々のバックアップを心がけましょう(^^)
 

端末の故障などはすぐに修理する事をお勧め致します。