iPhone修理ジャパン

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iPhoneのストレージがいっぱいです。この警告は要注意。

川越店 2022-07-21 2023-03-16 川越店店長 奥田かなこ
iPhoneのストレージがいっぱいです。この警告は要注意。

iPhoneのストレージがいっぱい、そのまま使うのは危険です。



ガラス割れやバッテリー劣化などは基本的に症状が目に見えるもの。
なので症状が現れた時にすぐ対処する事が出来ますよね。
しかし、データとなると話が変わっていきます。
iPhoneには決まったデータを入れるスペース(ストレージ)があり、大切なデータはその中で管理しています。
ストレージ容量が多いほど、無作為に写真やアプリを入れてしまったり…
正直データの管理が大変になりますよね…
そんな状態でデータの管理に手が回らなくなってしまい、ストレージ容量が足りなくなると…
起動不良になってしまう恐れが高いのです!!

「ストレージ容量がいっぱい」とは、どんな状態?



近年「気付いたらリンゴループになっていた!」という症状を何度も診ていますが…
その原因の多くは「ストレージがいっぱい」にありました。
iPhoneのストレージには私達が保存したアプリや写真のデータ以外にも
起動に必要なシステムデータや、動作に必要な一時データの処理にも使われ
これらの「システムデータ」「一時データ」「データの大きさ」が変わります。
アプリや写真のように「決まった容量を使う」わけではありません。
なので、ユーザーが管理するのは非常に難しいです。
大きくなったり小さくなったりする物を、他のものでパンパンの箱に入れておくと…破裂しますよね。
それと同じ事がiPhoneのストレージ内でも起こります。

データが許容量を超えると…



iPhoneのストレージを超えるデータが存在する事は許されません。
しかしiPhoneはデータを存続させるために全力で挑みます。
そうなると最終的には…「リンゴループ」
つまりは起動不良を起こします。
一度、ストレージがいっぱいになり起動不良になってしまうと、基本のシステムすら起動しません。
ホーム画面も写真の閲覧も、設定から確認を行うことも出来ません。
つまりユーザーがデータを消し容量を空けることは絶対に出来ません。
後の祭り、データに対する知識の欠如が招いた悲劇です。
最後にユーザーが出来ることは「強制初期化」
データを全て消すということです。

iPhoneのストレージがいっぱいです。を防ぐには



まず基本となるのはiPhoneの本体容量を理解しておくことです。
私達は修理受付の際に「容量は何GBのモデルですか?」とお伺いしますが…正答率は5%にも満たないです。
「iPhoneのストレージがいっぱいです。」の状態や「リンゴループ」状態の人は確実に理解していません
なのでまずは自分が使っているiPhoneが何GBのモデルなのか見ておきましょう。
「設定」→「一般」→「情報」でiPhoneの基本容量がわかります。
また簡単にiPhoneのストレージ空き容量を見たい場合はそのまま下へスクロール
「使用可能」の項目にかかれているGBを参考にしてください。
もしそこに書かれている数値が2GB程度の場合は、非常に注意が必要です。
iOSアップデートでも最近は余裕で5GB以上のデータが降りてきます。
しかも空き容量のことは余り考えてくれません。問答無用でインストールされます。
もちろん、その場合はリンゴループに陥ります。
つまり「ユーザーが自分のiPhoneを管理できている」という前提のもと
全てのデータが動いていると言っても過言ではありません。
 
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