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人から貰ったAirPodsでトラブルに…?iPhoneとAirPodsの関係性

秋葉原店 2022-04-22 2022-04-26 秋葉原店店長 須山よしのり
人から貰ったAirPodsでトラブルに…?iPhoneとAirPodsの関係性

AirPodsで居場所が他人にバレる…?



iPhoneの周辺機器といえば、Apple WatchとAirPodsですよね。
どちらもAppleが設計製造しているだけあって、親和性が抜群に高く
その他のスマートウォッチ、Bluetoothイヤホンとは一線を画す存在です。
中でもAirPodsは、iPhoneユーザーならマストアイテムと言っても過言ではありません。
実際iPhoneからイヤホンジャックが消失してから発売されたAirPodsの需要は鰻登り
利便性、使い勝手からシリーズを重ねるごとに愛され度も倍々ゲームで増えている印象です。
しかし、その親和性の高いAirPodsも悪い人間の手にかかれば…
 

AirPodsはiPhoneの「探す」機能に登録される。



通常のBluetoothイヤホンもAirPodsも使うには「ペアリング」が必要です。
これは他のスマホやイヤホンに誤って繋がってしまわないように、端末とイヤホンを相互認証する作業なのですが…
通常のBluetoothイヤホンではBluetoothの設定から、互いに正しく認証をすれば簡単にだれでも使って問題なしの状態になります。
しかし、AirPodsは一味違います。
もちろん他人のAirPodsも直接操作を行えばBluetoothで接続すること(ペアリング)は可能です。
しかしAirPodsは紛失盗難防止のためにiPhoneの「探す」にも登録されます。
つまり使用者のAppleIDにAirPodsが登録され、GPSで位置情報を取得出来る。
これがAirPods最大の特徴です。
しかも問題点が一つあります。
AirPods側には実質「何個もAppleIDを登録出来る」ことです。
これ、どういうことかというと…
AirPodsの所有者(A)
AirPodsを借りた(B)
この二人のAppleIDがAirPodsに登録され、そしてiPhoneの「探す」上に1個のAirPods2つのAppleIDが表示されることになります。
つまり「AirPodsを介して、所有者が異なるiPhone2台の位置情報が互いのiPhoneを探す機能で共有されている状態」
AirPodsを媒介にして、相手の位置情報を知ることが出来る状態になってしまうんですね。
これ、実は同じくAppleIDで管理出来るApple Pencilにも同じ現象が確認されています。

一度ペアリングした物を貸したり、譲渡する場合の対処法



気の知れた親族や友人であれば構わない、と思える部分もありますが…
これが他人や関係性の薄い知人である場合、注意が必要です。
更にいうと、AirPodsを売ったり譲渡する場合は更に注意しなければいけません。
対処法としては
1.ペアリングを解除
2.AirPodsをリセット
3.iPhoneの「探す」からAirPodsの登録を「持ち物を削除」で消す
(参考リンク:https://support.apple.com/ja-jp/HT210982)

この作業を行うことで、自分の位置情報を知られる事はなくなります。
意外と知られていないAirPodsの盲点ですので、これから使用する方も、手放す方も頭に入れておくと有用ですね。
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