Galaxy S20 画面修理ご対応! 作業時間120分。
落として画面を割ってしまったお客様からの修理依頼
今回はGalaxyS20の画面割れの修理でお客様がご来店されました。
右下の角から落下してしまったようで、そこからヒビが細かく広がっている状態です。
幸い動作には問題がなかった為データ等のバックアップは事前に取っていたとのことです。
Galaxyのパネルは少し特殊
他のスマホとは違いGalaxyのパネルはサイドが湾曲している構造なので、
修理で使用する部材はパネルのみではなく、
既にフレームにパネルがくっ付いているタイプの部材を使用します。
その為、修理の工程は新しいパネルの貼り付けではなく新しいフレームに基板などの部品を移植する作業になります。
iPhoneに比べて修理の難易度は高め!
現在iPhoneの修理店は日々増えている傾向にありますが、
iPhoneは比較的修理の難易度が低めとなっており、
修理に携わってない方でも動画を見ればパネルやバッテリー交換くらいなら出来てしまいます。
ただし、AndroidはiPhoneに比べて平均的に難易度は高めとなっております。
iPhoneはApple独自の製品であり内部構造が似ているため1機種覚えてしまえばあとは応用で何とかなるところがあります。
それに比べてAndroidは各メーカーがそれぞれの技術で開発しているため内部構造の把握が難しいです。
同じメーカーであっても新機種ごとに構造が変わるため応用が利きにくい部分があります。
したがってAndroidは気軽に始められないのが理由で修理屋が少ないです。
パネル修理作業開始
今回のGalaxyS20はまず背面のパネルを剥がす作業から始めます。
かなり強力なテープで固定されているので剥がすのは一苦労です。
テープが熱を加えることで柔らかくなるのでその間に薄いヘラなどを使用してテープを剥がしていきます。
機種いよってはいろいろなケーブルが向き合出しになっている端末もあり、
奥までヘラなどを入れたり、強引にテープを剥がそうとしてしまうと内部の大事なケーブルが断線してしまいますので
注意が必要です。
GalaxyS20はケーブルが伸びてないためそれほど注意しなくても剥がすことが可能です。
背面を剥がしても油断は出来ない
背面パネルを剥がしても油断は出来ません。
この後基盤を外すために様々な部品を順番に外していきます。
途中経過、
背面プレート(コイル)各種ケーブルなどを外した状態。
GalaxyS20の基板は下部のUSBコネクターの部分と上部のアウトカメラなどが付属している部分の2箇所となります。
この部分は各ケーブルのコネクターを外していくつかネジを外せば簡単にはずことが出来ます。
(上部の基板を外す際には事前にSIMカードのトレイを外しておきます)
簡単といっても外す際は慎重に越したことは無いです。
後は細かいバイブレーションと近接センサーを外して移植させる部品は以上です。
後は外した部品を新しいパネルに移植するだけ!
ここまでの工程でおおよそ60分くらいで完了します。
後は新しく用意したパネルに今外した部品・基板を移植する流れとなります。
組み込む順番を間違えないように組み立てていきます。
無事に修理完了!!
全ての部品を組み立てて作業完了。
起動も問題なく、これで全ての作業が完了です。
最初にはがした背面パネルは新しく貼りなおす形となり、この圧着・固定に多少のお時間が掛かるため、
少し余分にお時間を頂いております。
バッテリー交換・充電部分の不具合もご対応しております。
今回は画面修理でしたが当店はその他にも、
バッテリーの減りが早い為、バッテリー交換をして欲しい、充電が溜まっていかないなどの不具合もご対応しております。
機種によっては部品を受注発注にしている機種も御座います。
そのため部品入荷後の対応になる可能性もご座いますので事前に当店へお問合せくださいませ。
android修理ジャパン
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