XperiaZ5compactを水没から救え!【耐水性能も経年劣化で低下します】
耐水レベルが高いXperiaも水没します!
皆さんこんにちわ!
android修理ジャパン渋谷店のスタッフDでございます!
さーてと今日は久々の更新になるのですが、今日はXperiaZ5compactの修理をご紹介しましょう!
Z5compactシリーズの修理は最近かなりご無沙汰ではありましたが、久々に修理のご依頼を頂いたので
是非ご紹介させて頂きます!
画像のご覧いただくと分かる通り、背面のパネルはバキバキの状態でした。
どうやら、この破損状態のまま水没してしまった様です。
さすがにここまで割れていると、いくら耐水性能が高くても浸水してしまうので、
確実に水没してしまいます。
今回の故障は起こるべくして起こった症状と言えます。
ちなみに、ここまで破損していなくても耐水性能が経年劣化でも低下するのをご存知でしょうか??
世界では今も尚新しいスマホが発売・開発され続けています。
その中でも防水スマホは当たり前の様に普及しています。
防水防塵の基準はIP規格で区分けされています。
最高基準はIP68等級ではありますが、いくら最高基準とは言えど時間が経過すると
防水の機能は低下する傾向にあります。
現在の防水機能はゴムパッキンで圧着させて機能を維持しているのですが、このパッキンが劣化してしまうのです。
水没の耐久性能は主に耐水耐塵に主軸をおいているので、経年劣化による耐久性までは保証されていません。
最近では、ゴム製のパッキンではなく、特殊な接着剤を使用して耐水性能を飛躍的に上げているスマホもありますが、
大概の防水スマホはパッキンで防水している場合が多く、概ね2年程度経過すると耐水性能が落ちていくと言われています。
いくら防水と言えど、時間の力には勝てないという事ですね(;^ω^)
防水は半永久的に継続される物と思われがちですが、そうではないという事だけ覚えていて頂きたいと思います!!
そもそも防水自体過信してはいけない物でもあるのですが、水没していなくても耐水性能は劣化してしまうので
是非覚えておいて頂ければと思います!
では修理に戻るとしましょう!
まずはいつもの手順通りに本体を暖めていきます。
背面がバキバキなので、取り外しには苦労しないのですが、作業の効率を上げる為に
割れている状態でも粘着力を弱めていきます。
背面パネルを開けた時の状態です。
やはり水没しているので、内部に水が入り込んでいました。
最初の手順として、固定しているフレームから外していきます。
ネジの本数は10本足らずのネジを全て外していきます。
フレームを外すと、バッテリーのコネクターと充電コネクターが見えてきます。
こちらも水滴が付着しているのを確認できました。
基盤の方にまで浸水しているようです。
次の手順は基盤を取り外す作業です。
バッテリーのコネクター・充電コネクター・アウトカメラ及びインカメラを全て外します。
外した後は、基盤を慎重に持ち上げて、裏に接続されている液晶コネクターを外していきます。
基盤を外した後の状態です。
かなり水浸しの状態になっていました・・・
ここまで濡れていると復旧するかどうか不安になってきますね(;^ω^)
兎にも角にも、この水分を一滴残らず全て除去していきます。
基盤自体も洗浄して、バッテリーを外します。
まずがバッテリーを交換して起動出来るかどうかを試みてみます。
新しいバッテリーに交換する際に、背面に付いているフェリカ機能に関係するコイルも移植します。
このコイルが無いと、フェリカ機能が反応しないので、忘れずに移植します。
組み付け後、起動確認
バッテリー交換後、無事に起動する事が出来ました!
液晶のタッチ操作も確認しましたが、特に異常が見られませんでした。(スピーカ機能も正常でした)
充電ケーブルを挿しこんでみても、しっかりと反応もしています。
ここでしばらく待って、%が増えるまでを待ちます。
しばらく待っていると、%も順調に増加しました。
充電機能も問題ないので、動作チェックは完了です。
最後の作業として背面のガラスパネルを交換して全ての作業は完了です!!
水没してしまうと時間経過と共に基盤の腐食も進み復旧しずらくなってしまいます。
こういった修理は時間との勝負になるので、万一水没してしまった際は出来るだけ早めにお持ち込み下さい!
そうすれば、起動できないなったスマホも無事に直るかもしれません!!!
お困りの際は、諦めずにまずは一度お持ち込み頂ければと思います!
是非お気軽にご相談ください!!
皆さんこんにちわ!
android修理ジャパン渋谷店のスタッフDでございます!
さーてと今日は久々の更新になるのですが、今日はXperiaZ5compactの修理をご紹介しましょう!
Z5compactシリーズの修理は最近かなりご無沙汰ではありましたが、久々に修理のご依頼を頂いたので
是非ご紹介させて頂きます!
背面がバキバキの状態で水没したZ5compact
画像のご覧いただくと分かる通り、背面のパネルはバキバキの状態でした。
どうやら、この破損状態のまま水没してしまった様です。
さすがにここまで割れていると、いくら耐水性能が高くても浸水してしまうので、
確実に水没してしまいます。
今回の故障は起こるべくして起こった症状と言えます。
ちなみに、ここまで破損していなくても耐水性能が経年劣化でも低下するのをご存知でしょうか??
防水レベルは半永久的に持続する物ではない!?
世界では今も尚新しいスマホが発売・開発され続けています。
その中でも防水スマホは当たり前の様に普及しています。
防水防塵の基準はIP規格で区分けされています。
最高基準はIP68等級ではありますが、いくら最高基準とは言えど時間が経過すると
防水の機能は低下する傾向にあります。
現在の防水機能はゴムパッキンで圧着させて機能を維持しているのですが、このパッキンが劣化してしまうのです。
水没の耐久性能は主に耐水耐塵に主軸をおいているので、経年劣化による耐久性までは保証されていません。
最近では、ゴム製のパッキンではなく、特殊な接着剤を使用して耐水性能を飛躍的に上げているスマホもありますが、
大概の防水スマホはパッキンで防水している場合が多く、概ね2年程度経過すると耐水性能が落ちていくと言われています。
いくら防水と言えど、時間の力には勝てないという事ですね(;^ω^)
防水は半永久的に継続される物と思われがちですが、そうではないという事だけ覚えていて頂きたいと思います!!
そもそも防水自体過信してはいけない物でもあるのですが、水没していなくても耐水性能は劣化してしまうので
是非覚えておいて頂ければと思います!
では修理に戻るとしましょう!
本体を分解
まずはいつもの手順通りに本体を暖めていきます。
背面がバキバキなので、取り外しには苦労しないのですが、作業の効率を上げる為に
割れている状態でも粘着力を弱めていきます。
背面パネルを開けた時の状態です。
やはり水没しているので、内部に水が入り込んでいました。
最初の手順として、固定しているフレームから外していきます。
ネジの本数は10本足らずのネジを全て外していきます。
フレームを外すと、バッテリーのコネクターと充電コネクターが見えてきます。
こちらも水滴が付着しているのを確認できました。
基盤の方にまで浸水しているようです。
基盤を取り外す
次の手順は基盤を取り外す作業です。
バッテリーのコネクター・充電コネクター・アウトカメラ及びインカメラを全て外します。
外した後は、基盤を慎重に持ち上げて、裏に接続されている液晶コネクターを外していきます。
基盤を外した後の状態です。
かなり水浸しの状態になっていました・・・
ここまで濡れていると復旧するかどうか不安になってきますね(;^ω^)
兎にも角にも、この水分を一滴残らず全て除去していきます。
基盤自体も洗浄して、バッテリーを外します。
まずがバッテリーを交換して起動出来るかどうかを試みてみます。
新品のバッテリーに交換
新しいバッテリーに交換する際に、背面に付いているフェリカ機能に関係するコイルも移植します。
このコイルが無いと、フェリカ機能が反応しないので、忘れずに移植します。
組み付け後、起動確認
バッテリー交換後、無事に起動する事が出来ました!
液晶のタッチ操作も確認しましたが、特に異常が見られませんでした。(スピーカ機能も正常でした)
充電ケーブルを挿しこんでみても、しっかりと反応もしています。
ここでしばらく待って、%が増えるまでを待ちます。
しばらく待っていると、%も順調に増加しました。
充電機能も問題ないので、動作チェックは完了です。
最後の作業として背面のガラスパネルを交換して全ての作業は完了です!!
水没修理をする際は早めの修理を推奨します
水没してしまうと時間経過と共に基盤の腐食も進み復旧しずらくなってしまいます。
こういった修理は時間との勝負になるので、万一水没してしまった際は出来るだけ早めにお持ち込み下さい!
そうすれば、起動できないなったスマホも無事に直るかもしれません!!!
お困りの際は、諦めずにまずは一度お持ち込み頂ければと思います!
是非お気軽にご相談ください!!
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