Androidの修理は高い?
Android端末の修理費用の秘密に迫る。
日本で一気にシェア率を伸ばしているAndroidスマホ、かつての使いにくさは過去のものです。
ここまでユーザーが増えると、悩みの種は…壊れたときに修理ができるか?です。
実際、Androidスマホはメーカーやブランド、使用されているパーツもバラバラで
同じブランド、同じ発売日の他機種展開のモデルでも全く構造から異なっている場合がほとんど。
正直、修理をする人間からすると「もはや修理をさせる気がないな」と、感じるほど分解と再構築の手間がかかります。
なので大概の場合はメーカーに修理依頼を出すと、本体を新しいものに交換される「本体交換」になることが殆どです。
(一部、海外製スマホはメーカーでパーツ交換修理も可能なようですね)
しかし、わざわざ郵送で送って、結果を待ちながら過ごすスマホが手元にない日々が考えられない一部のスマホ依存症、もしくは多忙な方には、その生活は宇宙へ飛び立つよりも難しいことでしょう。
そこで私達のような街の修理店を頼って頂く形にもなるのですが…
おおよそ、お客様の関心事は修理費用ですよね。
修理費はどうやって決めている?
時折、お客様からのお問い合わせで、料金についてこんな質問を頂きます。
「Am○zonで数千円でパーツ売ってるのに?」
と…
確かに、そうですよね。
額面だけを見れば、パーツ単体で数千円で買えるものが修理店での修理費用になると、どうしてその金額になるの?と感じるのもわかります。
たまーに飲食店でもいらっしゃいますよね。
「素材費はこれくらいなのに、こんなにするんだー」と、言う方。
もし素材費だけで、ご飯を食べたければ、自分で作るのが一番です。
原価でご飯が食べられるなら苦労しませんから。
ですが我々のような修理店にも問題点はあります。
修理店によって大なり小なり修理費用に差があることで、お客様に疑問を抱かせてしまうのは確かな事実ですから。
価格差の秘密は技術と設備と在庫の確保
あまり語りすぎると、上司から「余計なこというな」と怒られそうですが
結論から言うと、通販で買うパーツ代と異なる価格や修理店ごとに価格が違う理由の根本は…
・パーツの仕入れ
・技術+人材育成コスト
・設備費用
この3つが大きいです。
例えば某通販サイトでパーツを買ったとしても、修理ができる人でなければ意味がありません。
また海外から発送されたパーツが届くまで、どれだけの時間がかかるかもわかりません。
そして修理に必要な道具が完璧に揃っていなければ作業すら出来ません。
これらを解決するために、修理店は日々努力をしています。
いつお客様がご来店されてもいいようにパーツを揃え、技術を養い、工具を揃える。
そのためにパーツの仕入れを行う部署では毎日のように検品と在庫の確保に奔走しています。
店舗では、お客様のご要望に応えるために確かな技術を会得する努力を怠りません。
スマホの構造の変化に合わせて、必要な工具を常に導入しています。
これが修理費用として、決して安くはない金額を頂く理由です。
不況が叫ばれる動乱の時代、皆様のお財布事情の厳しさは重々承知しております。
ですがそれは社会のひとくれに過ぎない技術スタッフも同じです。
その中で、どうすればより満足度の高いサービスを提供できるか。
日々考え続け実行してまいりますので、お困りの際はお気軽にAndroid修理ジャパン秋葉原店までご相談下さい。
秋葉原店の最新記事