Xperiaのカメラボタンで行う動作を変更。
カメラボタンの使いみち、微妙。
Xperiaといえば、カメラ。
力の入れようは初代XperiaZから最新機種Xperia1 Ⅲまで脈々と受け継がれています。
写り、操作性、その全てが今や一大カメラブランドにもなったSONYの実力を感じるもの。
Xperia1シリーズではカメラUIもSONYのαシリーズに近いものになり、一層のことカメラ機能に力を入れています。
(昔はαっていうと、コニカミノルタだったんですけどね)
しかし、一点気になるところがあります。
それは
カメラ専用ボタン
これはカメラアプリを起動するボタンでもありますし、カメラシャッター用のボタンでもあります。
中々珍しいのはシャッターボタンとして「半押し」が出来ること。
普通のスマホのカメラではオートフォーカスの合焦点も自動で判定されますが…
Xperiaでは普通のカメラと同じように、カメラボタンの半押しでAFを開始、押し込むことでシャッターを押す。
このカメラらしい動作が出来るのも、人気の一つではないでしょうか。
しかし、このカメラボタンの機能は
・標準カメラアプリの起動
・シャッター
主にこの2つに限られており、わざわざ物理ボタンがあるのにも関わらず
かなり割り切った仕様になっています。
やはり「それでは、どうなのか?」となったのかは知りませんが…
最新機種に近付くほどカメラボタンの自由度は上がっているそうです。が!
自由度、ほしいですよね。
特に少し古い機種では、カスタムの幅も限られます。
カメラボタン、変更してみましょう。
今回はXCompact(SO-02J)で検証
その少し古い機種、今回はXCompactを使用します。
2016年発売なので、もう5年前の機種になるんですね…
XZシリーズに隠れて、あまり注目されない機種ですが当時XZと同世代のコンパクトでは唯一のモデルでした。
(初代XZはコンパクトモデルがありませんでしたから)
XZがフラッグシップ扱いなら、XCompactは廉価版
今で言うXperia Aceのような感じでしょうか、SoCも控えめです。
で、実際カメラボタンの使い勝手はどうなのかというと…
位置が絶妙に、邪魔
…です。
写真では左手で持っていますが、右手でも同様に絶妙で…
スグに押せる=勝手に押しちゃうを地で行くポジションなんですよね。
かと言って長押しをしない限り勝手にカメラが起動することもないのですが…
これが…
また絶妙に…
長い時間、握りしめたいときに邪魔な場所にあるんですよね
それに個人的に気になるのはカメラボタン長押しで起動するのは
Xperia標準のカメラアプリだけ
Xperia1シリーズでは違うカメラアプリの起動も設定出来るのですが…
古い機種では叶わぬ夢です。
じゃあ、ボタンのカスタムをしましょう。
https://play.google.com/store/apps/details?id=flar2.homebutton
今回使用するのはButton Mapperです。
Androidスマホについているハードキーの役割をソフトで変更するアプリです。
root化などの煩雑な作業が必要ないので、なかなか便利。
DLが終わったら、ササッと作業です。
まず
アプリを起動したら、権限を与えてあげます。
これはアプリで本体の動作を制御する際に、必ず必要になります。
なのでスイッチをONに
そうすると仰々しいポップアップが出ますが、これもOKを選択しなければ先には進めません。
一応、同意出来る方だけOKを押して進んで下さいね。
(大丈夫だと思いますけど、念のため)
そしてアプリの画面に戻り
・カメラボタン
・音量ボタン
・ヘッドセットボタン
この項目の中からお目当てのカメラボタンを選択
そうすればカメラボタンのカスタム内容を選択する画面に移動します。
カスタマイズのスイッチをONにして…
自分の好きなアプリケーションを指定すれば
標準のカメラアプリ以外を即時起動出来ますし…
長押しのアクションに「何もしない」を登録すれば
長時間握りしめるコンテンツを視聴時も、誤動作しません。
はい、便利。
もちろん、音量ボタンに割り当てるアクション、アプリも指定可能なので
カメラボタンだけではなく、全体的に快適な操作を実現できます。
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